JALの新LCCはZIPAIR!バンコクとソウル線からスタート!

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絶賛、バングラ・インド旅行記を掲載中のこの旅ブログですが、2回ぐらい旅行記はお休みして、ニュース記事を。
多分、3月12日分から旅行記の更新は再開しま~す。
因みに、この先の旅行記は、いよいよ旅の最終盤、インドのアンダマン編です~。

JAL新LCCの名称は、ZIPAIR Tokyoに!

JALが新たに参入する中長距離国際線向けの格安航空会社(LCC)の名称が決まりました。

このブログでも、JALが新たに参入する中長距離国際線向けのLCCについては、何度か触れて来ていましたけれど、ようやく名前がっ!と言う感じです(詳しくは、『JALが欧米路線運航のLCCを設立?何処に飛ぶの?』)。

新LCCの名称は…

“ZIPAIR Tokyo”(ジップエア トーキョー)。

たびかず
ZIPAIR…zipファイルみたいにお客を詰め込むってコトみたいだな…
たびがえる
じゃないらしいですケロ。

名称の由来的には、

・矢が素早く飛ぶ擬態語“ZIP”から、フライトの体感時間が短い
・郵便番号の“ZIP CODE”から、様々な場所に行ける
・拡張子の“.zip”から至る所に日本人らしい創意工夫を詰めて、計算し尽くされた移動体験を目指す

と言う辺りを意図して命名されたとのコト。

この名称がすっぱ抜かれた時、てっきり中近世のヨーロッパで日本を表していた“Zipangu”(ジパング)から取ったモノなんだと思っていたら、違ったみたいです。

ってか、“Zipangu”から“ZIPAIR”の方が、しっくりと来る感じなのは、気のせいか?



就航路線は、バンコクとソウル!

さて気になる就航路線も同時に発表になりました~♪

2020年の夏ダイヤから就航予定ですが、まずは、以下の2路線での就航になる見込みです。

・バンコク(タイ)
・ソウル(韓国)

ん?

バンコク?

そして、ソウル?

中長距離路線のLCCと言うコトだったのに、バンコクとソウル?と、肩透かしを食らった感じがしなくもありません。

が、運航初年度は、エンジンが1基停止しても、残りの1基で洋上飛行が一定時間可能な「ETOPS」と言う基準を満たしていないため、何かの緊急時に最寄りの空港に出来る様にと言うコトを考えて、最初の路線が選定された模様。

1年に2機ずつ、機材を増やして行き、2021年夏以降には、ETOPSの認定を得て、その後に欧米路線の展開を目指すとのコト。

LCCは飛行距離が短い近距離で小型機を効率よく回すと言うのが、1つのセオリーな訳ですが、中長距離路線だと、6時間程度が損益分岐点だと考えられているので、まぁ、バンコクと言うのは、ギリギリのライン。

バンコク線に就航するとなると、往復で14~15時間程度の時間が必要になるのですが、それを考えると、残りの時間で就航出来て、ある程度の需要がある都市の筆頭と言うのは、ソウルと言う選択なのかな?と。

バンコク路線は競合がひしめき合う路線

ただ成田~バンコク線も、成田~ソウル線も、競合がひしめき合う路線。

ZIPAIRが何処まで収益を出せるのか…とも。
特に、ソウル線は、韓国の航空会社がかなりの低価格を出して来ているのに…と。

具体的に、競合関係になる現状を、まず、バンコク線から見てみます。

路線 航空会社 便数
成田~
バンコク(スワンナプーム)
JAL 1日2往復
ANA 1日2往復
タイ国際航空 1日2往復
羽田~
バンコク(スワンナプーム)
JAL 1日2往復
ANA 1日3往復
タイ国際航空 1日2往復
成田~
バンコク(ドンムアン)
タイ・エアアジアX 1日3往復
スクート 1日1往復
ノック・スクート 1日1往復
タイ・ライオンエア 1日1往復

●太字の航空会社がLCC

タイ・ライオンエアが新規で就航したので(詳しくは『タイ・ライオンエアが成田就航!中部と関空にも2019年に就航!』)、LCCだけで1日6往復。

JAL本体としても、成田・羽田からそれぞれ1日2往復を就航させていて、1日4往復を運航しています。

1日4往復となると、なかなかJALでも他に例を見ない高頻度路線な訳で、そこに食い込ませて行く訳です。

確かにバンコクはタイ人による訪日も日本人による訪タイ需要も、共に旺盛ですし、ビジネス需要も底堅い都市。さらに現時点で日系のLCCは未就航と言うコトもあるので、まだまだ商機があると読んでいるのかも知れませんけれど、先行するアジアの中長距離路線を運航するLCCがこぞって就航している路線なのも事実。

既にタイ・エアアジアXだけで1日3往復の便があるので、“日系”だからと言っても、どこまで支持を広げられるか…と言う感じがしなくもない。



ソウル線は、競合が最多な路線!

ソウル線は、さらに競合が多い路線になっているのが、現状。
特に韓国系のLCCがひしめき合っていると言う状態です。

路線 航空会社 便数
成田~ソウル(仁川) 大韓航空 1日3往復
アシアナ航空 1日3往復
エチオピア航空 週3往復
ジンエアー 1日3往復
イースター航空 1日3往復
エアソウル 1日4往復
チェジュ航空 1日3往復
ティーウェイ航空 1日3往復
羽田~ソウル(金浦) JAL 1日3往復
ANA 1日3往復
大韓航空 1日3往復
アシアナ航空 1日3往復
羽田~ソウル(仁川) 大韓航空 1日1往復 *1
アシアナ航空 1日1往復
ピーチ 1日1往復

*1:2019年3月31日まで
●太字の航空会社がLCC

韓国系のLCC各社(全5社)が、それぞれかなりの便数が就航している中で、どこまで新規就航となるZIPAIRが入り込めるんだろう…と。
ただこちらの路線も何気に日系LCCはピーチによる羽田深夜便が1日1往復だけなので、頑張って欲しい感じはしますけれどもね。
成田線は日系のJALも撤退していていて、JALもANAも羽田~金浦線に路線を選択集中させていますし。

まぁ、バンコク線で収益を出して、ソウル線は赤字が出なければいいとするならば、アリなんでしょう。

またこの競合状況を見ると、確かにJALでは取りこぼしている需要があると読めるのも事実ですけれどもね。



ジェットスターとの兼ね合いはどうなるんだろう?

ボーイングの787-8型機を2機導入して、スタートするとのコト。

以降、毎年機材を2機ずつ増やして行き、太平洋を渡る最初のLCCを目指すとのコトだが、LCCはなかなか他社との差別化が厳しくて、値段が最大の武器になりがち。

JALのエコノミークラスの平均的な運賃の半額以下を目指すとのコトだけれども、半額程度だと、まだまだ海外のLCCに理がある感じもするので、どこまで後発のハンディを埋めて、逆に後発であると言うメリットを生み出せるのかな…と言う所でしょうか。

それにしても…

ZIPAIRの就航都市がバンコクとソウル。

JALが出資していて、短距離のLCCを担当するジェットスタージャパンとの関係が、ビミョーな感じになって来たなぁ…と言うのが、正直な感想ですかね。
ジェットスタージャパン自身も、中距離路線の進出を決めていますし(詳しくは、『【ジェットスター】中距離路線進出へ!庄内空港就航も視野に!』)。

ZIPAIRのバンコク・ソウル線は、あくまでもETOPSを得るための実績造り路線と言う感じで、基本的には欧米路線への就航を目指すと言うのは変わりがない感じもしますけれど。

でも、ZIPAIR、これから楽しみですね。

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