Go To トラベル、さらに迷走?ホントに始まるんか…?

高齢者や若者の団体もダメ?

2020年7月22日からスタートする予定の政府による観光産業支援策である「Go To トラベル」事業。

16日に、赤羽国土交通相が、東京を発着する旅行を、キャンペーンの対象から外す方針を明らかにしましたが、17日、新型コロナウイルスによる感染で、重症化しやすいと言われている高齢者などのツアーを、対象外とする方針を大臣が発言していましたが、その後、旅行業者の判断に委ねる方針と、軌道修正しました。

17日に具体的に対象外の方針が、一時的に発表されたのは、以下の事例。

・高齢者
・若者の団体旅行
・宴席を伴うツアー

軌道修正を行った理由としては、その線引きが難しいと言う話のようですが、実際の感染事例を調べれば、どのぐらいの年齢層に重症化が多いのかは、分かるでしょうし、専門家からの意見を募れば、団体旅行の人数も分かりそうなモノだけれどもな。

それにしても、もうあと僅かでスタートと言うのに、迷走している感は、否めないですね。

ホテルや旅館は登録制

さらに参加するホテルや旅館などの事業者は、登録性とし、感染対策の徹底を登録の条件とする模様。

具体的な感染対策としては、

・旅行者全員の検温
・旅行者全員の本人確認
・浴場の人数制限

と言ったモノのようですが、こちらも正式な発表が、行われていないので、まだまだ変更点はありそうな気はしますね。

温泉を売りにしている訳でもない、浴場がそもそも小さい旅館は、どうなるんだろう?なんて思ったりもしますが。

でも個人的には、元から事業者は登録性なんだとばかり勘違いしていたので、寧ろ、違ったんですね…と言う思いでしかない。

もうちょっと厳しくてもイイかな…

まぁ…

妥当な線なのかな、とは思う。

実際に、このタイミングで行なうのであれば、寧ろ、緩いぐらいに思うし、秋口や全国的な新規感染者数が平均で300人以下ぐらいになるまでは、もう少しハードルを上げても良いのかな…とすら(感染者数は、単なる実感ですが)。

どうせやるならば、無症状ながら保菌しているケースは、恐らく、我々の想定以上なんだと思うのだから、宿泊前の段階の移動時点で、せめて検温ぐらい行わなくていいのか…とすら思ったりもします。

実際、バスや航空各社は、検温を実施している事業者もいますし、そもそも現地に行ってから検温するよりも、遥かに感染拡大リスクは減るでしょうから。

ホントならば、アプリを利用して経路の追跡ぐらいできれば良いのだけれど。

なんにせよ、ホントに始められるのかな。

そう思わなくもない。

東京都を目的地とする旅行は、対象外になりそうですが、そもそも横浜や埼玉に宿泊して、東京に行く場合、誰にも分らないと言うザルさですからね。

だけれども、こうして本格的に始まる前に、修正が掛かると言うのは、稀有な事例であるのは、確か。

迷走している感じは否めないけれど、都度、変更がなされていると言うのは、悪くはないと思うけれども(まだ正式に始まる前ですし)、完全に“旅をするコト”が悪者になりかけているのは、最悪のパターンの様に思う。

もう1人旅推しで、良くない?

因みに、国土交通省ならびに観光庁が協力し、旅行連絡会で作成された「新しい旅のエチケット」は、以下の通り。

・旅先の状況確認、忘れずに。
・マスク着け、私も安心、周りも安心。
・楽しくも、車内のおしゃべり 控えめに。
・旅ゆけば 何はともあれ、手洗い・消毒。
・おしゃべりを ほどほどにして、味わうグルメ。
・間あけ、ゆったり並べば、気持ちもゆったり。
・こまめに換気、フレッシュ外気は 旅のごちそう。
・毎朝の健康チェックは、おしゃれな旅の身だしなみ。
・おみやげは、あれこれ触らず 目で遊ぼう。

もう1人旅、推奨で良いんじゃないって、ちょっと思ってしまいました…

「そうだ京都、行こう」じゃないけれど、「そうだ1人で行こう」みたいに銘打てば、何とかなるんじゃない…みたいな。

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