池袋～成田線は1日18便で運行開始！
WILLER EXPRESS（以下、ウィラー）・京成バス・国際興業・リムジンパッセンジャーサービスの4社が、2022年8月1日から池袋～成田空港間で低価格バス「成田シャトル池袋線」の運転をスタートさせるコトを発表しました。
池袋駅西口～成田空港間を、1日18便（池袋発8便・成田空港発10便）で運転。
運賃は、大人普通運賃が片道1,900円（小児950円）。
出発24時間前まで予約可能な早得プランだと、片道1,500円（座席数限定・事前決済必要・小児950円）。
出発時刻の20分前までインターネットで予約・決済が可能で、航空機到着遅延などの際は、自動で予約がキャンセルされる「便指定予約サービス」も適用されるとのコト。
池袋発は西口（東武側）の7番乗り場から。
成田空港側は、第3・2・1の順に発着し、3つのターミナルで発着する形。
埼玉西部に住む方ならびに練馬・板橋区民などが利用しやすい池袋駅。
ただこれらのエリアって、空港には結構、不便なんですよね。
都心から近い羽田空港ですら、山手線を半周する必要がありますからね。
成田空港は、距離的にも遠いし、京成スカイライナーを利用しようとしても日暮里に出る必要があるし…
と言うコトで、この池袋発着路線と言うのは、嬉しい限り。
運行スケジュールを見てみると、こんな感じ。
池袋駅西口→成田空港（3タミ・2タミ・1タミ）
WK8101 池袋05：15→成田空港06：37→06：40→06：45
KK8102 池袋06：15→成田空港07：37・07：40・07：45
KS8103 池袋06：50→成田空港08：27・08：30・08：35
WK8104 池袋07：50→成田空港09：42・09：45・09：50
LM8105 池袋09：20→成田空港11：02・11：05・11：10
WK8106 池袋11：10→成田空港12：52・12：55・13：00
LM8107 池袋13：30→成田空港15：02・15：05・15：10
LM8108 池袋16：15→成田空港17：57・18：00・18：05
成田空港（3タミ・2タミ・1タミ）→池袋駅西口
KK8201 成田空港09：20・09：25・09：30→池袋11：15
LM8202 成田空港09：50・09：55・10：00→池袋11：45
WK8203 成田空港11：50・11：55・12：00→池袋13：40
LM8204 成田空港12：40・12：45・12：50→池袋14：30
WK8205 成田空港14：30・14：35・14：40→池袋16：20
KS8206 成田空港16：20・16：25・16：30→池袋18：10
LM8207 成田空港17：30・17：35・17：40→池袋19：20
WK8208 成田空港19：30・19：35・19：40→池袋21：10
KS8209 成田空港21：30・21：35・21：40→池袋23：00
WK8210 成田空港22：20・22：25・22：30→池袋23：50
池袋発は、早朝からあるけれど、夕方以降便がない。
と言うか、午後便は2本しかナイ。
ただ成田着は18時まであるから、何とか…と言う感じだろうか。
逆に成田空港発は、比較的満遍なく…と言う感じだけれども、早朝便がナイ。
なので、日を跨ぐフライトには使い勝手が悪そう。
池袋に24時ちょっと前着まであるので、埼玉西部エリアでも川越・所沢辺りまでは全然、利用できそうだけれど。
ただこうして選択肢が増えると言うのは、嬉しい限りですね。
渋谷からも3往復で低価格バス開始！
で、成田空港と都心部を結ぶバスとしては、東急バスも、低価格バスを、渋谷～成田空港間での運転を2022年8月1日から開始するコトを発表しています。
こちらは東京空港交通のリムジンWebで予約・決済が可能で、渋谷駅（渋谷フクラス）～成田空港間を1日3往復。
運賃は、大人1,900円（小児950円）。
出発5分前まで予約が可能で、事前に予約・決済を行なうと渋谷発に限って大人1,500円（小児750円）になる。
渋谷側は渋谷フクラス発着。
成田空港側は、第3・2・1ターミナルの順に発着する形。
運行スケジュールは、以下の通り。
渋谷駅→成田空港（3タミ・2タミ・1タミ）
渋谷駅06：05→成田空港07：27・07：30・07：35
渋谷駅12：00→成田空港13：37・13：40・13：45
渋谷駅18：20→成田空港19：57・20：00・20：05
成田空港（3タミ・2タミ・1タミ）→渋谷駅
成田空港09：35・09：40・09：45→渋谷駅11：20
成田空港15：20・15：25・15：30→渋谷駅17：10
成田空港21：20・21：25・21：30→渋谷駅22：50
さすがに1日3往復だと、ちょっと物足りない感じはありますね。
時間帯としてはバランスの取れた発着時間ではありますが。
成田空港発着の格安バスとしては、東京駅発着が有名ですが、ウィラーが大崎発着便を運転していましたが、コロナ禍で運休中。
今回、運行を開始する大崎便と被りそうな感じですね。
逆に、運行再開より先にスタートさせたと言うコトに、意義があるのかな？なーんて思ったりもしますが、今後、便数が増えてくれば、面白い存在にはなりそうですね。
東京空港交通の戦略か…？
面白いな…と思ったのは、今回の2路線。
どちらもリムジンバスを運行している東京空港交通が絡んでいるんですよね。
池袋線は、共同運行に加わっていますし、渋谷線は予約・決済がリムジンWeb。
成田空港へのバス便は、かなりの便が運休中ですが、再開されるコトになれば、ライバルになるような路線なのですが、そうならないように先手を打って来たと言う感じでしょうかね。
それだけ低価格のバスを求める層が広がって来た…と言うコトなのか。
ってか、羽田空港線も生まれると嬉しいんですけれどもね。
できない理由は、何かあるのかな？
羽田のバス入構料金が高いとか？
でも羽田も現時点だと電車1本で行けるターミナル駅って、実はそんなに多くないから、確実に需要はあると思うんですけれどね。
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