ANAとエアインディア、日印間路線でコードシェアを開始へ!

合計で3路線でスタート!

「ANA」と「エア・インディア」は、2024年5月23日から日印間の路線でコードシェアを開始するコトを発表しました。

対象路線は、以下の通り。

ANA・エアインディア
  • ANA運航便
    ・羽田~デリー
    ・成田~ムンバイ
  • エア・インディア運航便
    ・成田~デリー

コロナ禍後、運休が続く成田~チェンナイ線のNH825・NH826便は、今回のコードシェアからは対象外(そもそも現行のスケジュール下では運休が決定済みですし)。

「ANA」と「エア・インディア」は共にスターアライアンス加盟航空会社なので、既にマイル面での提携や特典航空券の交換などでは提携関係にあります。

 

ビスタラも飲み込んで再編!

「エア・インディア」と言えば、タタ財閥の傘下に入り、再編と経営再建が行なわれている真っただ中。

同じスターアライアンス加盟航空会社と言う間柄でしたが、寧ろ、今までなぜコードシェアが行なわれてこなかったのだろう…?と言うレベルですが、ようやくの提携スタートと言う感じ。

インドと言えば、人口も十分ですし、経済力も伸びている最中なので、今後も継続して需要の拡大が見込める国の1つ。

「ANA」としては、この市場は魅力的に見えるのでしょう。

また「エア・インディア」は、元々、タタが出資していた「ビスタラ」とも経営を統合するコトが決定事項。

エア・インディアとビスタラ、タタ・グループ主導で統合へ!

「ビスタラ」は、JALとの提携がある航空会社ですが、経営統合が完了すると、JAL的にインドの提携先がなくなるコトが想像できます。

そう言う意味でも、今回の提携は大きいように思えますね。

ただもっと踏み込んで国内線などでも提携しても良い気がするけれど、それをしない理由は、そこまでの需要がないと言う話なのかな…?

国内線シェアは回復するのか?

「エア・インディア」、どうなんでしょうね。

既に国内線のシェアでは、IndiGoがトップシェア。

タタの資本が入って、財務は改善するでしょうが、どこまでシェアを拡大して行けるのだろう…

IndiGoの弱点は、国際線。
なので、「エア・インディア」としては、まだシェアを保つ国際線から攻めるのか。
それとも、先に国内線の立て直しを主にするのか。

どちらなんだろう?

まぁ、とりあえずタタ財閥が入って、好転しているのは、間違いなのでしょうが、IndiGoのシェアがかなり大きくなっているので、シェアを伸ばしていくのは、なかなか厳しそうな気もしますが。

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