ネット時代だからこその新税?
ブログ、twitter、Facebook、InstagramにYouTube…と、ボクの情報発信ツールは(機能しているかどうかは別として)幾つもある。
この他にLINEだとか私用で使っているSNSもある訳で、いつの間にかにボクの生活とソーシャルメディアと言うのは、切っても切り離せない様な状態になっていたり。
ネットにいつでも、どこでも繋がる。
スマホが隆盛になったからこその話なのかも知れませんが、アフリカのウガンダでは、こうしたソーシャルメディアの利用に対して課税すると言う新法が、2018年7月1日から施行されました。
TwitterやFacebookと言ったソーシャルメディアを利用する為には、プロバイダの接続利用料の他に、1日当たり200ウガンダ・シリングを支払うコトに。
200ウガンダ・シリング。
日本円にすると、大体、5.7円程度。
年間にすると、大体、2,100円を支払うと言う計算になります。
ウガンダの平均的な国民所得が70,000円程度と言われているので払えない額か?と言われたら、そうでもナイ感じなのかも知れないけれど(もちろん、カツカツの生活をしている人も多いでしょうから、厳しい人もいらっしゃるのは事実です)、そもそも金額の多い・少ないじゃない様な気がしますね。
そもそもの根底には、政府側のネットゴシップへの対応策と言うコトなのでしょうが、個別のネットアクセスに対しての課税と言うのは、世界的に見ても稀有の様な気がします。
まぁ、ウガンダのムセベニ大統領は、在任期間が32年に渡っていますし、昨今の反政府運動は、ネットから火が付くケースが見られる様になっているので、何らかの対応をしたかったのでしょうが、そもそもこうした課税でネットゴシップや反政府活動が下火になるかと言ったら、そうでもナイと思うのだけれど。
また無料のVPNを使えば、今回のSNS課税を逃れられるみたいですし、Wi-Fi使ったらどうなるんだろう…と言う気も。
日本にも“強制徴収”されるメディアがあるじゃないかっ!
と、ウガンダで珍しい新税が誕生したと言うニュースだったのですが…
良く考えれば、日本は昔から同じ様な状態じゃない?と言う気も。
税金じゃないけれども、半ば強制的に受信料を徴収されるヤツ。
そう、NHK。
ウガンダの今回の新税の課税はSNSを使う人が対象になっていますが、日本なんて、“テレビを持っているだけ”で受信料を強制的に取られますからね。
テレビを持っているだけで。
しかも、ワンセグ機能が付いている携帯も同じくで、持っているだけで取られますからね。
そう考えると、まだウガンダの新税の方が、良心的みたいに思えて来るから不思議です。
ってか、最早、ウガンダの新税を笑えないって感じがします。
そもそも、日本の現代の技術を持ってすれば、“NHKを見なくする”から受信料を取らなくすると言うコトは、技術的には可能なハズです。
それすらせずに、強制的に受信料徴収。
既得権益だか何だか分からないですが、“見ない人にも、見たくない人にも受信料徴収”な訳です。
そろそろこうした部分も、今の社会のスタイルに日本も併せて行くべきじゃない…と、ちょっと思ったり。
まぁ、あくまでもNHKは税金じゃなくて、“受信料”ではありますけれど。
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