IAGがイベリア航空を通して、エア・ヨーロッパ買収へ!

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エア・ヨーロッパをIAGが買収!

イギリスのブリティッシュ・エアウェイズとスペインのイベリア航空を傘下に持つ「インターナショナル・エアラインズ・グループ」(IAG)が、イベリア航空と同じくスペインをベースにしているエア・ヨーロッパの全株主を、エア・ヨーロッパの親会社であるスペインの旅行会社グローバリアから、イベリア航空を通して10億ユーロ(約1,200億円)で取得し、完全子会社化するコトに合意したコトを発表しました。

買収資金は借り入れで賄い、手続きは当局の承認を得た上で、2020年下期には完了すると見込んでいるとのコト。

エア・ヨーロッパは、現在、スペインのマドリード・テネリフェ・バルセロナ・パルマ・デ・マヨルカなどを基点にし、ヨーロッパ域内・モロッコ・チュニジア・アメリカ・カリブ海諸国・南米大陸を含む69路線を運航し、航空機も66機を保有している航空会社。

加盟アライアンスは、スカイチームで、マイレージプログラムは「AIR EUROPA SUMA」。
スカイチーム以外だと、エティハド航空との独自提携があるプログラムを採用しています。

買収後も当面は、「エア・ヨーロッパ」のブランド名を維持するコトかと思われますが、いずれはイベリア航空との統合を進めていくと言う形になりそうです。

マドリードのハブ機能を強化!

ただイベリア航空率いる「IAG」の買収だけに、既にLCCのライアンエアは規制当局に対して、競争を阻害するとして、資産売却を要請する意向を示しているコトから、一部の路線を手放す必要性が出て来るコトも。

2018年12月期の売上高は21億ユーロで、営業利益は1億ユーロ。

取得金額が10億ユーロで、昨年度の営業利益が1億ユーロの航空会社なので、買収における費用対効果は良さそうな感じがしてしまいます。

買収が完了すると、「IAG」はよりスペインでの事業を強化するコトになり、マドリードをロンドン(ヒースロー)・アムステルダム・フランクフルト・パリ(シャルル・ド・ゴール)と並ぶハブ化を推し進めるコトになると見られます。



大きな影響はないけど、南米線は、やや魅力…

日本在住だと、そこまで大きな影響があるとも思えませんけれども、スカイチームに加盟している航空会社なだけに、今後、買収が進むとワンワールドの枠の中に入って来ると言うコトになりますね。

ただスカイチームユーザーにしても、スペイン各地には、エールフランス・KLMが飛んでますし、ヨーロッパ域内線がそこまで多い訳でもないので、そこまで影響はないのかな、と(あくまでも日本基準ですが)。

そもそも元々、イベリア航空との路線が重複している所も、もちろん、多々ある訳ですし。

個人的には、エア・ヨーロッパは、ヨーロッパ~南米線で、「え?ココに?」と言う様な路線がある航空会社なのですけれどもね。

アルゼンチンだとコルドバとか(アスンシオン経由)、プエルトイグアスに飛んでますし、ボリビアのサンタクルス線も飛ばしているし、ブラジルはサルバドールやレシフェとかにも飛んでいたりするので。

特にブラジル北東部って、日本にいると案外、行きにくくて、サンパウロかリオを経由しないで…と考えると、選択肢が極端に少なくなるので、そう言う意味では、ヨーロッパ経由のブラジル北東部とかで、利用価値はあるのかも(そもそも日本人需要があるかどうかは微妙ですが)。

LATAMがスカイチームへと動く反対で、エア・ヨーロッパがワンワールドへ。
そう言うコトになりそうですが、LATAMが抜ける代償は、やっぱり大きい感じです。

寡占化が進む欧州航空業界

それにしても、「IAG」。

着々と勢力を拡大している感じ。

ブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空に加え、アイルランドのエア・リンガスを抑えていますし、LCCのブエリングも持っている。
さらに長距離LCCのLEVELもある(パッとしないけれど)。

何だか2~3年に1回の割合で、傘下となる航空会社を増やしているイメージですね。

こう言う国を超えた投資が出来るのは、羨ましさすら感じてしまいます。

ヨーロッパも中小の航空会社は、LCCに押されているコトもあり、多くの会社が経営危機に陥っている感じがありますが、大手格はその真逆で、寡占化が進んで行きますね。

資本の論理的に、仕方のない話ではありますし、路線がしっかりと残される訳だから、ひとまずは歓迎するべきなのでしょうが。

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