チェジュ航空、イースター航空の買収を断念!

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コロナで業界再編どころじゃなくなった?

韓国LCCのチェジュ航空が、2020年7月23日、同じく韓国のLCCであるイースター航空の買収を断念したコトが発表になりました。

これは3月2日にチェジュ航空とイースターホールディングスとで締結された「イースター航空株式売買契約」の解除と言う形。

多くなりすぎた韓国のLCCで、初めての航空会社間の企業統合がなされ、業界再編のきっかけになりそうであったが、失敗と言う結果に。

チェジュ航空側は、「現在の状況で買収を強行するには、チェジュ航空が負うコトになる不確実性があまりに大きいと判断した」とのコト。

ま、確かに、元々、日韓関係の悪化と中国路線への許認可の関係で、八方塞がりであったところに、新型コロナウイルスの影響である。

チェジュ航空としては、何とか生き残れるのかも知れないけれど、イースター航空は、これでかなり存続に赤信号が付くコトになります。

チェジュ航空、イースター航空買収を正式発表!

韓国のLCC大手であるチェジュ航空が、同じ韓国のLCCであるイースター航空の株式の51.17%(4,771,000株)を取得するコトが正式に発表されました。 元々、 2019年12月に買収了解覚書 を結んでいた話であり、株式取得予定日は2020年4月29日で、取得費用は545億ウォン(約49億円)。 …

給与の未払いが続くイースター航空

既に、およそ1,600人の従業員への賃金未払いなどの問題を抱えているイースター航空。

4月には、当初、約750人余りの従業員を対象とした、業界では初となる大規模な整理解雇を発表(その後、構造改革を45%から22%にダウン)。

ただ、そもそも2月に役職員の給与を40%支給しただけで、その後は5カ月も滞っている事態に陥っており、既に運航会社としての体を成していない状態。

3月24日から国内線を含めて、全便の運航が停止している状況で、5月23日には、運行免許に相当する航空運航証明(AOC)の効力が停止(連続で60日を超えるとAOCが停止するため)。

仮にここから運航を再開させようとすると、再び、安全検査の手続きが必要になるので、約3週間以上が掛かる状態にある。

再び、AOCを得ようとするのであれば、新規の資本が先行して必須の状態であるのは、目に見えているコトなので、かなり厳しい状態に陥っていると言うか、よほどのミラクルがなければ、もう再び、空を飛ぶのは難しいのでは…と言う状況に追い込まれている形。

アシアナ航空は、どうなる?

さてここで気になるのは、アシアナ航空の存在。

チェジュ航空によるイースター航空買収と共に、航空業界の再編では目玉だったアシアナ航空。

既にHDC現代産業開発などによる買収が決定している訳ですが、これを断念するのでは?と言う懸念が、再び持ち上がっているとか。

HDC側は、買収契約締結以降、当時には予想出来なかった買収価値が既存される状況が発生しており、負債が4兆5,000億ウォン増加したとしている。

HDCによる買収が失敗すれば、アシアナ航空傘下で、既に債務超過のLCCであるエアプサンとエアソウルは、完全に切り離されるコトが予想できる。

チェジュ航空は、イースター航空の買収を決めていたので、手が出せない状況だったけれども、これがなくなると、アシアナ本体を抱えるのは厳しいかも知れないが、LCC2社ならば、抱え込んでもおかしくはない様にも思うが、この辺りの兼ね合いもあるのかな…と。

 

イースター航空にアシアナ航空。

多くなりすぎた韓国の航空会社。

政府による雇用維持支援金によって、ひとまず現行法上では、1年間で最長180日間、受けるコトができる訳だけれど、8~9月に掛けて、これが順次、満了するコトになる。

そこまでに需要が回復していれば、まだ問題はないのでしょうが、そもそも韓国は国内線が済州線以外は、皆無に等しい状態で、国際線に期待するのも、難しい情勢なだけに、また再編の話が出て来てもおかしくはないのかな…と。

ま、逆に言えば、これだけの航空会社数がよく今まで生き残っているなぁ…と言う気もするけれど。

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