17日ぶりに、関空、全面運用再開!

関空、17日ぶりの運用再開!

台風21号で冠水被害に遭った関西国際空港が、ターミナルビルの復旧作業を終えて、2018年9月21日に全面的に運用を再開するコトに。

台風による被害から17日ぶりの全面再開となる21日は、国際線343便・国内線128便の計471便の運航が計画されており、復旧率は99%にまで達する。

貨物便も36便の発着が予定され、災害前の約9割まで運航が再開予定。

またこれに合わせて、飲食店舗ならびに免税店を含む物販店舗もほぼ全店が再開するコトになる。

ほぼほぼ全便での運航が再開される訳ですが、バニラエアは、21日はJW179便の関空発台北着便のみの運航だけであったり、マカオ航空は、28日からデイリー運航に戻る予定で、それまでの間は、21・23・24・26日のみの運航になるなど、若干、影響は残りますが、早いタイミングでの全面再開になります。

*なので必ず、近日中に関空利用予定がある場合は、しっかりと搭乗予定便の運航有無を確認された方が無難です。

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早い復旧は、まさに総力戦!

それにしても…

早い復旧です。

9月7日からは第2ターミナルだけでの再開。
9月8日からは国際線も再開
それが9月14日には第1ターミナルの国際線南側エリアと国内線エリアが復旧し、更には18日には、アクセス鉄道も再開になり、今回の全面運用開始。

まだまだ対岸と関空とを結ぶ連絡橋の道路の部分については本格的な復旧は来年になる予定ですが、21日からはタクシーとハイヤーについても通行が認められ、連絡橋上り線の対面通行箇所を関空方面のみ2車線に増やし、通行量の増加にも対応するコトに。

ここまで早く復旧するとは、正直、思ってもいなかったです。

出来る所から再開をして行く。

そう言う復旧の仕方って、あまり今まで日本ではなかったのでは…?と思ったぐらい。

またJALに代表される様に、各社が臨時便を出して対応したり…と、とにかく臨機応変な対応が目立った様にも。

各社が今、何とかやれるコトを1つずつやって行ったと言う感じで、まさに総力戦だったのでは?と。



各空港のリスクヘッジも考慮するべき時代か?

まだまだこれからも連絡橋の完全復旧と言う課題が残る訳ですが、それと同時にリスクヘッジを本格的に考えるべきだとも。

そもそも海上空港ですから、リスクを完全に回避出来る訳じゃないけれども、西日本を代表する物流の拠点ですから、何かしらのリスクヘッジと言うのは、あって損をする訳じゃないとも思いますしね。

関空が出来た歴史的な経緯。
他の周辺空港が抱える課題。
1つ1つ紐解いていくしかない訳ですが、この早期の復旧に漕ぎつけるコトが出来たチカラを結集すれば、解決出来る様な気がしてならないし、このタイミングで何かしらの動きを起こすべき話なんだとも。

それは3つの空港がある関西だけの話ではなく、他の拠点となる空港も同じ。

例えば、羽田空港が何かしらのリスクに侵された時、今回の関空以上の被害になる訳です。

そうなった場合、完全に被害を回避するコトは出来ないけれども、被害を軽減させるコトは出来る訳で、自然災害が多い日本だからこそ、考えて行かないといけない話なんだろうな…と、改めて。

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