「変なSIM」iOSアプリでトラブルが発生!返金対応も!

トラブルが発生した「変なSIM」とは?

H.I.S.Mobileが2018年7月1日よりサービスを開始した「変なSIM」。

これが9月12日よりiOSアプリのインストールや起動が出来ないトラブルが発生しているコトを明らかにしており、現時点では復旧の見通しが立っていないと言うコトも、同時に発表しました(参照『iOS版で変なSIMをご利用のお客様にお詫びとお知らせ』)。

そもそもこの「変なSIM」。

メインのSIMカードに貼り付けるだけで利用出来る「サブSIM」を導入したサービス。

薄い形のプラスチックSIMだが、仕組みとしてはeSIMそのもの。

「サブSIM」にICチップが入っており、外部からのデータの書き換えが出来る為、1つのSIMスロット内に2枚のSIMを埋め込んだ状態になり、海外で利用する際にのみ、「サブSIM」のデータの書き換えが行われ、日本にいる時は、通常のSIMを使えると言うスタイル。

iPhoneに関しては基本的に全端末で問題がなく使用出来、Androidに関してもスロットタイプのモノであれば、問題なく使用出来るシロモノ(逆に言えば、バッテリーの下にSIMカードスロットがある様なタイプの端末だと厳しいとされる)。

日本人が訪れる90%の主要な渡航先をカバーしており(ドバイ・カリブ・モルジブ・カリブ海諸国・アフリカ・ブラジル以外の南米などがカバーに入っていない)、1日200MBまで500円で利用出来る(200MB以降は低速無制限になる)。

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「変なSIM」のトラブルの原因は、超初歩的?

今回のトラブルの原因は、本来はApp Storeを経由して配信すべきアプリを、App Storeを経由せずに配信していたコトが規約違反と見なされた可能性が高いと見られていると言う、ちょっとお粗末なお話に聞こえてならない訳だが、復旧の見通しが立っていないと言うのは、大きな問題ではある。

その為、iOS利用者向けには代替のサービスを近日中に提供する計画で進めている最中だとのコト。

現時点で既に旅行先の通信プランを購入していている場合には、そのまま利用が可能で、現時点でまだ通信プランを購入していない利用者には、購入代金を返金すると言う。

またAndroid版は現在でも問題なく利用が出来るとのコト。



今や海外でもケータイは必須な時代

海外にいる際にでも、Wi-Fiに繋がっていないと不便だと思われるぐらいに、海外でもスマホを触る機会が増えた昨今。

現地の空港やコンビニに行けば、比較的安価なSIMカードが手に入るし、ヨーロッパ全域で1ヶ月&1GBまで使えたり、東南アジア各国で使える定額SIMカードなども販売されており、人気が出ている。

ただ不慣れな地でSIMカードを買うと言うのは、やっぱり不便。

そもそも日本人ってSIMカードを触る機会がある人も少ないですからね。

イモトのWiFiなどに代表される様なレンタルWi-Fiもある程度、一般的になって来たのは、“日本で購入出来る”と言うメリットの他に、“操作が分かりやすい”と言うのが大きかったのでは?なんて思う。

ただ、SIMカードを買って差し替えると言う不便を解消しそうだったのが、この「変なSIM」。

本体価格+通信料1日500円と言う料金も分かりやすく、SIMカードさえ購入しておけば、いつでも必要な時に、必要な日数分だけ利用出来ると言うサービスだった。

1日単位で分かりやすい料金体系。

長期の海外旅行に出るコトが少ない人ならば、この1枚があれば、満足だった様にも思える(少なくとも不便はしないと思う)。

それだけに、今回の失敗は手痛い感じが。

だって、公式のApp Store経由で配信しなかったと言う、何とも初歩的と言う話だし、そもそもそんな初歩的な話をこのサービスを売ろうとしている会社が犯してどうする…と言う感じ。

果たしてiOSで復活するコトはあるのだろうか。

そもそもどのぐらいの人が利用していたのかな…と、素朴に思ったりなんかはします。

1日500円。

ボクの旅のスタイルからすれば、手が出ない領域ではあるので。

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