[追記アリ]関空、アクセス鉄道再開!道路は来年まで持ち越し!

関空アクセス鉄道、運転再開!

JR西日本と南海は、台風21号により連絡橋にタンカーが衝突したコトから運転を見合わせていた、りんくうタウン駅~関西空港駅間の運転を、2018年9月18日の始発より再開しました。

同区間は、4日から運転を見合わせており、復旧は約2週間ぶり。

そもそも鉄道の再開は10月初旬が目途とされており、その後、21日が運転再開予定とされていましたが、連絡橋の橋げた撤去作業後、線路には大きな損傷がないコトが分かり、補修完了後、前倒しの早期運転再開に繋げられたとのコト。

18日の始発から南海は、特急のラピートを含む全列車が、JR西日本は、特急はるかを含む全列車の運転が再開されています。

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高速道路アクセス復旧は、来年まで持ち越し!

一方で、先に復旧するとアナウンスされていた道路の方は、西日本高速道路(NEXCO西日本)が、橋げたの損傷の程度が著しいコトから、一部は再利用するモノの、新しい橋げたを製作して掛け直す方針を固めたとのコト。

海上での作業が想定されるコトから、作業に支障が生じなければ、2019年のゴールデンウィークまでの完全復旧を目標に作業を進めると言う方針になった模様。

鉄道による空港アクセスは、関空の場合、約50%を占めているコトから、鉄道の早期復旧で一気にアクセス面での課題は前進するコトになり、この鉄道の再開に併せて、りんくうタウン駅(一部は日根野駅)から関空との間で、臨時で走らせていたシャトルバスの運行は終了しています。

また現在、運用が停止している第1ターミナル北側も、21日には供用が再開出来る見通しとなっており、これで空路のスケジュールはほぼ平常通りに移行すると思われます。

逆に、車でのアクセスは、リムジンバスと工事関係者・物流車両などに限定しての運用が続けられており、マイカーでのアクセスは出来ない状況が当面続くコトになりそうです(下部に追記アリ)。



これで終わりじゃなくて、今後の対策がカギ

ひとまずアクセスに関しては、マイカーでのアクセス以外は、これで復旧が見えたと言うコトになるのかな…と言う状況になります。

何よりも時間が読める鉄道におけるアクセス再開と言うのは、利用者にとっては有り難い限りで、一気にアクセスが容易になった感じはありますね。

もっと長引く様に思われましたが、関係各社の尽力が大きかったと言う以外に他ならない訳ですが、今回の被害は海上空港における弱点を見事にあぶり出してしまった訳ですから、今後、どう言う対応でその弱点を補強・回避して行くのか…とも。

被害をゼロにすると言うのは、自然相手の話なので、恐らく難しい訳でしょうが、被害に遭った際に、どれだけリスクを回避出来るか。

高潮被害対策の為に堤防の補修や、電気機器・防災機器の位置変更など、各種考えられる訳ですが、その中の1つに、関西3空港を活用すると言うコトも想定に入れるべきなのだと(参照:『関空8日~国際線再開・復旧スケジュールも!でも、このままで良いの?関西3空港問題』)。

発着枠が増やせる可能性はあるけれども、京都など関西の東側にはやや遠く、関空と干渉しあい、同じく海上空港の神戸空港。
大阪市中心部や京都などにも出やすいけれども、騒音問題を抱え、発着時間に制限のある伊丹空港。

どちらも一長一短の様に思えますが、現状だと3つの空港がある意味が薄れてしまっている訳ですから。

これをどの様に解決して行くのか。

その解決策が提示された時こそ、ホントの関空の完全復旧じゃないのかな…なんて、思ったり。

[以下、追記(2018/10/04 18:00)]

マイカー通行も解除に!

関空連絡橋のマイカーとレンタカーでの通行は、2018年10月6日午前0時より可能になりました。

引き続き、上り車線を用いた対面通行規制が行われているため、通行可能な容量は限られているので、出来るだけ公共交通機関を利用して貰いたいと言う点と、午前7~9時までの朝のピーク時間帯の利用を、可能な限り避けるように求めています。

このマイカー規制の解除を受けて、NEXCO西日本では、2018年10月9日から、朝ピーク時間帯の前後時間帯に当たる平日の午前6時台と9時台に連絡道路を利用した人を対象として、マイレージポイントを1回の通行に付き100ポイント追加付与するコトを発表しました。

対象となるのは、ETCを利用する普通車・軽自動車などで、事前にETCマイレージサービスへの登録が必要となります。

因みに、空港内の駐車場は、2018年10月4日から通常通りの運用を開始しています。

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