「信玄餅」を食べただけなのに、何故か3回目までだらだら続くこのブログ(笑)。
相変わらず、“引っ張る”のが好きだなぁ…と自分でも思う訳ですが、ホント、内容の濃い記事を1つにまとめられる他の人のブログって、凄いなぁ…と思っちゃったりします。
これまでの「信玄餅」にまつわる話は、↓をどうぞ~♪
・やっぱり信玄餅 ① 実食、信玄餅!
・やっぱり信玄餅 ② 信玄餅の新しい食べ方?
アグレッシブにコラボ商品を出す桔梗屋
さて、一般的に“老舗のお土産”とか、“有名なお土産”と言えば、その地位に安住してしまうモノが多い。
味を変えたりすれば、培ってきた評判をわざわざ落とすコトにもなりかねませんから、その判断は仕方のない話なのかな、とは思う訳で、せいぜい無難な新しい味を入れてバリエーションを増やすぐらいの
「信玄餅」を出している桔梗屋さんは、かなりアグレッシブに挑戦を続けて来るお店の様にも。
その1つがコラボ商品の販売。
・カントリーマアム(不二家)
・チロルチョコ(チロルチョコ)
・ガリガリ君リッチ(赤城乳業:監修が桔梗屋)
・ランチパック(山崎製パン)
と、パッと思いついただけでも、幾つか挙げるコトが出来ます。
その他にも、クレープになったり、アイスになったりしていますが、老舗の味を、他の定番商品などとコラボして販売する。
しかも、お土産と言えば、大体、地域限定商品になる訳ですが、これらのコラボ商品は広い範囲で売られているし、売るコトが出来るので、企業としても新しいファン層の獲得が狙える訳です。
それなのに、「信玄餅」本体に手を付ける訳じゃないので、元からのファンにも訴求が出来ると言うのは、大きい気がしますね。
おみやげグランプリでグランプリを受賞している信玄生プリン
そして…
今回、初めて見つけたのが、コレ。
「桔梗信玄生プリン~!!」
つまりは信玄餅が生プリンになったと言うコト!
入れ物にも「おみやげグランプリ2015 グランプリ」って書いてあるんだから、期待大だし、買うしかないでしょって感じです!
いや、そもそもこの「おみやげグランプリ」と言うのが、どう言う賞なのか、さっぱり知らないけれど(笑)。
ってか、しばらく山梨に行っていなかっただけで、ちょっと前から売られている商品らしく、新商品でも何でもないらしいですが。
早速、開封してみます。
中には、青い風呂敷風のビニールに包まれた容器が。
デザインは違うけれども、「信玄餅」のスタイルをしっかりと踏襲していました。
1つを開けてみると、小ぶりのケースに白いプリンと思われるモノが。
ってか、真っ白なので、味気も何もないですが、ちゃんと信玄餅に掛けるのと同じ容器の蜜が同封されています。
パッと見ると、プリンと言うよりも、杏仁豆腐に見えなくもないと思ったのは、ボクだけなんでしょうかね。
黒蜜を掛けて、早速食べてみます。
プリンにミルクが入っているのか、とってもクリーミーな仕上がり。
そしてきな粉感もしっかりと味として入っていて、そこに黒蜜が絡んできます。
これは…
間違いなく、信玄餅の味っ!!
しかも、このプリンが、とってもまろやか。
スルーッと口の中に入って来ます。
もうスルスルーッと食べきれてしまう感じです。
「信玄餅」よりも、プリンと言うコトで食べやすく、そして食後はさっぱりしている感じ。
黒蜜を使い切らずに、量を調整しながら入れれば、黒蜜の味が薄くなって、プリンの味が勝って来るので、もっとさっぱりするのかも。
「信玄餅」の味。
それをしっかり受け継ぎながら、プリンになっていて、コレはおススメ。
老舗のポジションに満足しない桔梗屋
4個入りで975円。
6個入りだと1,458円。
プチリッチな感じのプリンですけれども、要冷蔵で5日間は日持ちがするのも、嬉しい所ですかね。
それにしても…
“老舗のお土産”と言う今のポジションに満足せず、色々と新しい挑戦をしている桔梗屋さん。
幅広くコラボ商品や新しい商品を出しているのに、それでいて、どの商品も「信玄餅」のベースをしっかりと保ったままで老舗のイメージを崩していないと言うのが、スゴイ所だと。
こう言うお土産企業がもっと増えれば、日本の旅ももっと面白くなるのかなぁ…と思ったり。
個人的には、もう「●●行ってきました饅頭」みたいに、地名だけが刻印されている様な代物は、どうなのよ…と思ってしまうので。
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