迷うお土産・迷わない即決お土産
旅行に行くと、悩むモノ。
それがお土産。
日本ほど、随所にお土産が売っている国も珍しいんじゃないかな(特に食べ物)と思うのですが、頭を悩ませるモノの1つだとボクは思っていたりします。
会社用も上司向け、同僚向け、後輩向け…
色々と選ぶのが、もう面倒になっちゃう自分がいたりします、確実に。
海外旅行に出ると、スーパーとかで日本で売っていなさそうなものを買ったりはしますが、基本的に、僕の周りの人は、ボクが行く様な場所でお土産を期待しなくなっているので(笑)、そこまで悩むコトはないのですが、国内旅行に出掛ける時は、そう言う訳にもいかず…
それでも、例えば、鹿児島に行ったら、蒸気屋さんの“かすたどん”。
ふんわりなこのかすたどんは、ホントに1人で全部食べられてしまうと言うお土産の本末転倒品(笑)。
[amazonjs asin=”B01421J3BO” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”【 薩摩蒸気屋 】 かすたどん (8個入) 鹿児島 土産 の お菓子”]京都に行ったら、満月さんの“阿闍梨餅”。
元々は本店の近くに住んでいたので、おやつとして食べていたんですけれどもね。
今や立派なボクの中の御土産メニュー品なんですが、知名度も昔に比べると上がって来ている気がする…
それなりに“この土地に行ったら、コレ”と言うお土産はあったりします。
いや、お土産と言うよりも、単に自分が食べたいだけと言う気はしますけれどもね。
山梨と言えば、桔梗屋の信玄餅
その中で一番買う頻度が高いのが、桔梗屋の“信玄餅”。
多分、ボクが買う毎回お土産の中ではトップ1 or 2に入るぐらいの有名お土産。
[amazonjs asin=”B005CSAVP4″ locale=”JP” title=”桔梗信玄餅 8個布入”]元々は、お盆の時期に、きな粉と黒蜜を掛けたお餅を食べる習慣が山梨にはあったらしく、それを今風にして、年中食べられるようにしたのが、“信玄餅”。
あまりにも定番お土産なので、さぞかし歴史もあるのかな…と思っていたら、昭和43年に誕生したと言うので、歴史的には、比較的若いと言えるのかも(それでもロングセラーですが)。
逆に、名前からするとあたかも武田信玄が考案したとか、好んでいたと言う気がしますが、関係なかったみたいで…(習慣として食べていた可能性はありますけれど)。
ネーミングとパッケージもピカイチ
甘党のワタクシは、この“信玄餅”がかなり好きでして、ついいつも山梨に行くと買ってしまう訳ですが、先日、久しぶりに談合坂のSAに立ち寄った時も、つい手が伸びてしまいました。
高く積まれた信玄餅。
このパッケージが何とも言えませんね。
ネーミングとパッケージデザイン。
これがもう揃っている感じがヒシヒシとします。
“◎◎行ってきました~”みたいな饅頭とは、また違った崇高さすら漂うパッケージです(いや、単なるお土産ですけれどもね)。
さて、ここで問題になるのが、個数。
自分用へのお土産で信玄餅を買うとすると、比較的日持ちするからと言えども、そういっぱい買う訳にもいきません。
が、さすが桔梗屋さんです。
おひとり様パッケージが売ってました~♪
2個入り。
めっちゃ助かる、このサイズ感(いや、好きなので、別に多分1人で6個入りとかなら買っても問題はないのですけれど)。
日本も昔よりも一人旅が広まって来ましたし、増える外国人観光客に向けても少ない個数サイズがあった方が、行き帰りの道中で食べて貰えたり出来ると思うので、おひとり様向けの個数と言うのも、もっと広まっても良い様に思いますね。
餅・きな粉・黒蜜のハーモニー
さて、ひとまず帰ってから実食です。
信玄餅は、1つ1つは小さなケースに入っていて、それを透明のビニールを風呂敷の様にして包まれています。
みっちりきな粉。
ちょうど蜜を入れるスペースが設けられているので、そこに黒蜜をたっぷり掛けます。
食べ始め。
それが信玄餅の緊張するシーンですが、きな粉をこぼさない様に3等分されたお餅をつまみ上げてみますが…
やっぱりこぼれるんですよね(笑)。
弾力の強いお餅。
そこに細かなきな粉。
そして、味の濃い黒蜜。
口の中で良い感じのハーモニーなんです、これが。
程よさ。
全てがその言葉で言い切れる気がします。
大きさも一口サイズで食べきれるし、甘いけれども、そこまで甘ったるくなく…
上品な和風の甘味が、程よく口の中に残る。
やっぱり、美味しいな、信玄餅。
誰か、買ってきてくれないかなぁ…と思いつつ、次回の記事では、信玄餅の食べ方について書いてみたいと(続くのかいっ!(笑))。
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