『サンデートラベラー!』

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『サンデートラベラー!』

著:吉田 友和
刊:角川文庫

サンデートラベラー! 週末でも気軽に行ける海外旅行 (角川文庫)

働いていても行ける、海外旅行!

久しぶりにちゃんと(?)旅の本を紹介する様な気がしますが、吉田さんの『サンデートラベラー!』。

サブタイトルが“週末でも気軽に行ける海外旅行”と題してあるぐらいなので、短期間でも、会社勤めをしていても、“海外旅行に行ける!”と言うノウハウがギュッと詰まった紀行本。

妻の松岡 絵里さんとの世界一周新婚旅行の様子をまとめた『世界一周デート トモ&エリの607日間ハネムーン』と言う本を出している吉田夫婦の旦那の単著。

新婚旅行で世界一周をすると言う人は、ぼちぼちと増えて来ているけれども、上記の本は、その先駆けになった1冊だと思うのだけれども、この『サンデートラベラー! 週末でも気軽に行ける海外旅行 (角川文庫)』も、“働きながら週末に海外へ行こう!”と言う本の先駆け的な1冊だと思う(他にも『週末台湾』などを執筆されていますが)。

今でこそ、羽田発の夜便も充実し始めたし、比較的、夜遅くに発着するアジア行きのLCCなんかも飛び始めた日本だけれども、この本が出た頃は、そこまで就航都市が充実している訳じゃなく、行ける場所が限られていたし、実際に行っている人も、まだまだ少ないと言う様な時に、この本が出た。

海外旅行と言えば、比較的、まとまった休みが取りやすい“盆暮れ正月+ゴールデンウィーク”。

それが当たり前だった。

だけれども、そうじゃなくても、海外旅行は楽しめる。
働きながらでも、海外旅行は楽しめる。

そう思わせてくれる1冊。



短期間の旅は、引き算だ

個人的に、著者は元々は世界一周経験者で、バックパッカーなのですが、この本は、それらしい所がナイと言うのが、実は個人的には、気に入っていたりします。

著者の最初の世界一周の際は、かなりの長期旅。

長期間の旅行を1度でもしたコトのある人だと、どうしても短期間の旅行に目が行きにくい側面がある。
しかも長期間の旅のタイムラインに慣れてしまっていると、短期間の旅だと消化不良のままで終わってしまったりするコトも考えられる。

長期間の旅ならば、その場・その時で思いのままに動くと言うスタイルでも旅は成り立つ。
だけれども、短期間の旅の場合、日本を出る前の下調べと言うのは、ある程度、必須になってくる。

本書でも各都市ごとに週末旅行用のプラン例が掲載されているのだけれども、その下調べがかなり重要なんじゃないかな…と言う気になる。

週末で海外!と言っても、時間がない様に見えて、ある程度、下調べをして、“何が一番やりたいか”と言う点が決まれば、旅の軸が決まり、それ以外の時間の配分が出来るので、そこそこの時間は取れる。

要は、取捨選択。

1番外せないモノを決めて、その他の時間を他にやりたいコトに使う。

旅は足し算に思えるモノだけれども、週末で海外に行こうとしたら、引き算なのかも知れない。

いや、世間一般だと、当たり前の感覚なのかも知れないけれど(あまりにも自分の感覚がマヒしちゃっている可能性が高いので…)。

羽田発の深夜便はやっぱり使える

因みに、ボクの前職在籍の際も、旅に出る際は、やっぱり“羽田発の深夜便で行ける場所”と言うのに、こだわって行き先を決めていました。

エミレーツ、JAL、ピーチ…

何気に何回か在籍中に旅に出ましたが、全て羽田発の深夜便。
メキシコに行く時も、普通ならば、メキシコシティへの直行便かロサンゼルス乗換が多いと思うのですが、わざわざ夜便のあるJALのサンフランシスコ線を選びましたからね。

夜便を利用するコトで、会社を休む日にちが1日、少なくて済みますからね。

羽田に発着枠がないから生まれた羽田発の深夜便。
思わぬ形でメリットが生まれますね。



旅は、長さじゃない。
短い旅なら、短いなりに楽しみ方がある。

本来ならば、当たり前の話。

だけれども、改めて実感する様な1冊。

本書が刊行された時よりも、羽田も関空も夜発の路線が増えているので、今ならば、もっと行き先が増えるだろうなぁ…と思いつつ、今読んでも、情報が少し古いぐらいで、大枠に変わりはない本だとも。

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昔から旅好き。 しかも、まったりとした旅が好き。 日本だろうが、欧州だろうが、アジアだろうが、アフリカだろうが、南米だろうが、世界でまったり。