金沢で、海鮮以外に食べたいモノは?
金沢で食べるモノ。
基本的に、多くの観光客的には、とりあえず“海鮮”なんだろう。
のどぐろとかね。
宿から歩いてスグの場所にある「近江町市場」だと、朝から寿司や海鮮丼が食べられるお店が開いていたりしますし、昼前ぐらいからは、絶えず、列が出来ていました。
が…
朝から、海鮮丼を食べる感じじゃないんですよね、個人的には。
しかも、激安とかだったら考えるのですが、安いと言っても、やっぱりそれなりのお値段になるのが、海鮮系です。
市場価格だとしても、別にワンコインって訳には行きませんから。
朝ごはんから、そんなに豪華に食べられないし、がっつり食べたい訳じゃない。
ランチだって、昼ごはんに2,000円オーバーなんて、なかなか出せる訳じゃない。
そんなに「のどぐろ」、好きですか?[/speech_bubble]
そう思っていたら、スグにご飯難民になりました(笑)。
ボクの場合、遅めの朝食にして、昼と兼用と言うコトが多いのですが、どこで何を食べよう…と、悩むコトに。
で、思いついちゃったのが、「8番らーめん」。
タイとかでよく見かけるラーメンチェーンですが、発祥は北陸エリア。
8番らーめんの“8番”は国道8号の“8番”ですから。
ただ…
宿泊先の近くにお店がなかった(金沢駅に入っています)。
で、次に思い付いたのが、カレーでした。
金沢カレーとは?
幾ら昼と兼用と言っても、朝カレー?と思いつつ、実は金沢って、「金沢カレー」と言われるモノがある。
具体的な特徴としては、こんな感じなのが、「金沢カレー」だと言われています。
・ルーが濃厚
・ドロッとしている
・カツなどの揚げ物かソーセージが乗っている
・全体的にルーを掛け、ご飯が見えない
・ステンレスの昔ながらの皿に乗っている
・フォークもしくは先割れスプーンで食べる
まぁ、超ざっくり言うと“カツカレーでフォークで食べる”と言うコトかな…と(笑)。
幾つかチェーン店もあるのですが、今回、伺ったのは、「カレーのチャンピョン」。
「カレーのチャンピョン」って…
そのままやん。
でも、それだけ自信があると言うコトなのでしょう、味に。
ちょうど宿からも歩いてスグの近江町市場にお店が入っていたので…と言う理由です(なので、近くにお店があれば、「ゴーゴーカレー」や「ターバンカレー」でも良かったんですけれどね)。
まず食券を購入。
近江町市場の地下にあるお店では、電子マネーやQRコード決済は不可でした。
実は、近江町市場の多くの店には、QR決済の「PayPay」が導入されていたので、ちょっと期待したんですけれどもね。
食券制だと機械を入れ替えなければならないので、すんなり導入されないんだろうな…と。
定番メニューの「Lカツカレー」
さて、頼んだのは、「Lカツカレー」。
多分、定番メニューだと思う。
そこまで他にお客さんがいなかったのですが、恐らくランチ時はすごく混みあうのでしょう、食券機のある場所の向かいにも座席が。
お店自体、明るめで、1人でも入りやすいかと思います。
ボクが食べている最中にも外国人観光客がスルーっと入って来ていましたから。
さて、肝心のカレー。
まずフォークで食べると言うのが、ちょっと新鮮。
確かにカレーはスプーンの方が食べやすいですが、スプーンだとカツが食べにくいですからね。
でも…
カレー屋さんなんだから、カレーがメインだよね?
ならスプーンじゃないの?とも思いましたけれどもね。
確かに、ライスが見えません。
と言うか、ライスをふんわりと盛るのですはなくて、ちょっと押し付けて盛っている?と思いたくなる感じでしたが。
カツは、熱々のサクサク。
分厚い訳でもないので、ホントにサクッと食べられる感じで、胃にもたれない。
ルーは、辛口じゃなくて、中辛と言う感じでしょうか。
甘口まではいかないけれど、ほんのり甘さが残る感じ。
好みで辛さが選べても良いのかな…とは思うけれど、そうするとオペレーションもしんどくなるんでしょうね…と。
でもこの辛さが、揚げ物にはしっくり来る。
辛口のカレーだと、カレーが強くなりすぎて、揚げ物が弱くなってしまうけれど、このぐらいの辛さだと、程よいバランスになる気がしますね。
オーソドックスな万人受けしそうなカレー
カレーライス。
だけれども、主役はカレーだけじゃない。
そう思える感じ。
日本におけるカレーライスって、国民食レベルなんだけれども、それでいてチェーン店がココイチぐらいと言う状態なのは、人それぞれのカレーがあるからだと。
辛さなんて、ホント、好みが分かれますからね。
それで言うと、辛さも選べないお店は、やっぱり不利なのかな…と思う。
だけれど、オーソドックス。
奇を求めたモノじゃなく、万人が受け入れられるカレーじゃないかな、と。
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