叫びたくなるロコト・レジェーノとアレキペーニャ

場違いなテラス席で食べるペルー料理

“南米で一番、料理が美味しい国は…?”と聞かれたら、きっと“ペルー”と答えると思う。

海の幸ありってのも大きいのだけれど、日本人の口にも、結構な確率で合うのが、ペルー料理。

アルゼンチンのアサードとか、ブラジルのシュラスコ、アサイー、南南米のマテ茶と言った、日本人にも知られている料理はそう多くはないかも知れないけれども(料理と言えるかどうか…だけれども、インカコーラーが一番、日本では知られているのかも)、南米に限らず、世界でも有数の料理が美味しい国だと思う。

さて、そんな美食の国・ペルー。
アレキパで食べたい料理が1つあった。

ロコト・レジェーノ。

別に、アレキパ以外でも食べられるペルーを代表する料理なんだけれども。

さて…

何処で食べよう…と、アルマス広場の辺りまで出て来たら、テラス式のレストランの客引きがウヨウヨ。

その中で、1人分サイズがあると言ってくれたお店に行ってみるコトに。

ん…

何か、違和感。

いや、違和感と言うよりも、場違い感でしかナイわ…(笑)。

テラスに座ったら、アルマス広場が抜群に見えるし、カテドラル(大聖堂)の奥の方には、雪山が見えるし…

こんな時は、普段の薄汚れた旅人じゃなくて、きっちり日本人に戻さないとね(←何を!?)。
でも、ぶっちゃけて言うと、そこまで高くはないんだけれどもね、お値段的には。

アレキペーニャはグイグイ飲める爽快さ

さて、まずは…

ビール。

真っ昼間からのビールって…

幸せすぎます。

アレキパのビールである、“アレキペーニャ”。

でも、グラスはクスコのビールである、クスケーニャだけれど。

ペルーのビールは、基本、どの銘柄でも美味いです。
そこまでヘビーじゃなく、サラッと行けるんだけれども、薄くはナイって感じで。
後味スッキリで、ほんのりと苦みって感じで。

なので、昼からもごくごく飲めちゃうんですよね、余計に…(笑)。

ブラジルやパラグアイ(主にペンション小林だけれど)にいた時は、昼からビールを飲んでいたけれど、ボリビアに入って、夜しか飲まなくなったので、久しぶりの昼ビールでしたが、やっぱり夜のビールとはまた違って、格段に美味く感じるのは、何故なのやら。

人が働いていると思うからこその背徳心もある気がするけれど。

口から火が出るわ、ロコト・レジェーノ

んで、ほどなく、ロコト・レジェーノ到着。

ソースとしてフレッシュチーズが掛かっていて、写真上だとちょっと分かりにくいけれども、ロコトと言う唐辛子をくり抜いて、肉詰め(中に入っているのは、挽き肉)と言う料理なので、イメージとしては、ピーマンの肉詰めに近い。

でも、唐辛子と言っても、このロコト、日本のピーマンよりも全然、大きいんですけれどもね。

そして、この唐辛子が…

死ぬほど、辛い。

口から火が出るとは、このコトなんだな~と実感する辛さ。

うひょ~!!

と一口食べる毎に叫びたくなる感じ。

うひょ~!!

そして、また

うひょ~!!

みたいな、そんな連発。

あまりにもこのロコトが辛いので、ちょっと下茹でするんだとか言うんだけれども、下茹でしてもこの辛さが残っているって、どう言うコトよ!!と言いたくなるぐらい。

でも…

ビールが進むんですね、この辛さ。

癖になる辛さにビール。
ペルー料理、やっぱり美味です。

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