ビジネス向けS Work車両を改良!
「JR東海」が、東海道新幹線に2021年以降、設置している“ビジネス車両”をアップデートするコトを発表しました。
具体的な改良点は、以下の通り。
- S WorkPシートの導入
・S Work車両の一部の3人掛け中央席(B席)にパーテンションを設置し、A・C席をパーソナルスペースを拡大した“S WorkPシート”にする
・“S WorkPシート”はEXサービスで利用可能な普通車指定席として販売し、通常の普通車指定席に1,200円の追加料金を支払うコトで利用可能 - S Work車両の拡大
・ひかり/こだま号7号車も“S Work車両”とし、上記の“S WorkPシート”を設置 - ビジネスブースを全編成に導入
・N700S系の一部編成に試験導入している旧喫煙スペースを改装した“ビジネスブース”を、改良した上でN700S系全編成に導入し、本格導入以後は有料での利用スペースに変更 - 窓口/券売機での販売スタート
こんな感じでしょうか。
“S Work車両”は、現在、EXサービスの専用商品として、のぞみ号の7号車にビジネス環境を整えた車両として販売されているのですが、これをアップデートすると言う話ですが、一番の大きな改良は“S WorkPシート”の導入。
これは6~10列の3人掛け席の中央シートにパーテーションとドリンクホルダーを設けると共に、パソコンでの作業がしやすい様に傾斜の着いたテーブルを設置すると言うモノ。
3列シートですが、実際は2人掛けになるので、少しは快適な環境になりそうな感じですね。
またビジネスブースも有料化されると言うのも、ポイントと言えそうです。
ビジネスユーザーが多いのぞみ号だけでなく、ひかり・こだま号にも設置と言うコトで、東海道新幹線では“S Work車両”と言うのが、標準装備と言うコトになりますね。
まぁ…
これは単に編成を使い分けている訳じゃないので、仕方なくって話なのかも知れないけれど。
ビジネス専用車両化まで踏み込んで欲しい!
個人的な感想としては、移動中もパソコンを広げている会社勤めの方って、大変だなぁ…と。
いや、別に隣に誰もいない…であったり、そこまで機密性の高いデータを取り扱っていないならば問題ないのでしょうが、誰に見られているかも分からない環境では、やっぱり作業なんてしたくないな…と(どうせ公開になるブログの記事ぐらいならば書きますけれど)。
新幹線で利用している人だと、まだ偏光スクリーンが付いている人も多いし、持参のWi-Fiを利用しているでしょうし、移動時間で寝ているだけならば、少しでも準備やまとめの作業をしていた方が、有意義な時間を過ごせるとは言えますけれどね。
直帰ならば、帰ってから仕事しなくて済むし。
ただそれならば、もう少し踏み込んだアップデートがあっても良かったのになぁ…と。
2人掛けシートもパーテーションぐらい付けて欲しい気もするけれど、さすがにそもそも1人向け専用の商品・車両でもないから、さすがにそれは難しいんでしょうね。
それができれば、7号車の利用は、新幹線移動に慣れている方も多いのが特徴だし、逆に、静かな環境の車両として売り出すと言うのは、アリな気はしますね。
ってか、ビジネス専用車両として、アルコールNGとかにまで振り切って欲しいんだけれど。
現行だと別にビジネス向けの車両なだけで、夕方利用とかだと出張帰りの酒盛りが始まってもOKなので、それはそれでS Work車両の概念からは、やや異なる感じもするので。
需要があったと言うコトか?
ビジネス車両のアップデート。
それなりに需要があったと言うコトなのだろうから、アリなんだと思う。
“S WorkPシート”は別途料金も必要になるので、収益にも繋がる訳ですしね。
有料で(しかも1,200円とそこまで高くない料金設定)、隣席ブロックができると言うのは、ビジネスで利用しない場合でもアリなんじゃないかな?と思ったり。
で、移動中の仕事って、効率は良さそうだけれど、実際はどこまで集中して仕事ができているんだろう。
個人的には、全く捗らないタイプの人。
別に新幹線とかだと外を見ている訳でもないんですけれどもね。
そこまで集中できた試しがない。
何かコツがあるんですかね?
ってか、別に新幹線じゃなくても飛行機でも、そこまで捗らないんですよね、ボクの場合(個人の資質の問題か?)。
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