ZIPAIR、売上伸びるもコロナの影響大きく、約50億円の赤字決算

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たびかず
たびかず

ども。
たびかず(@tabikazu40)です。
長旅に出たり、フラッと旅したり、そんな旅ヲタなアラフォーです。

ZIPAIR、50億円強の赤字!

JAL直系のLCCである「ZIPAIR Tokyo」(以下、「ZIPAIR」)が2022年3月期決算を発表しました。

「ZIPAIR」は、2020年6月より、バンコク線を貨物専用便として開設。
2020年10月からソウル・バンコク線の旅客運航を開始していて、前回の決算公告が営業開始後、初となる決算でしたが、今回は営業開始後初の通年決算になります。

因みに、前年度の決算の内容は、こんな感じでした。

当期純損失が約40億円だった訳ですが、2022年3月期はどうだったか…と言うと。

 2022年3月期2021年3月期
売上高68億7,570万円20億3,752万円
営業損益▲66億8,218万円▲63億7,699万円
経常損益▲66億219万円▲63億99万円
当期純損失▲50億3,029万円▲40億2,377万円

前年度から見ると、売上は如実に増えていますが、赤字幅も拡大したと言う感じ。

売上高の内訳を見てみると…

・航空運送収入…7億1,707万円(前期5,170万円)
・貨物スペース賃貸収入…61億355万円(前期19億8,114万円)

と言う形。
路線数も増やしたコトに加え、通年で売り上げが反映されているので、かなり伸びたと言う形ですが、やはり貨物収入のウェイトが高い状態のままで1年が終わったと言う感じですかね。

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燃油・為替はこれからどう影響する?

「ZIPAIR」は、現在、国際線しか運航していないので(今後も国内線の運航計画は特にナシ)、コロナ禍の影響をモロに被った航空会社の1つですが、それでも徐々にコロナ→ポストコロナへの流れができて来ており、海外の国も水際対策から開放へと動いている状態なので、これからは旅客収入も上がって来るのだろう…とは。

日本への帰国の際は、まだ対策が残っていますが、こちらも感染がまた大きく広がらなければ、徐々にトーンを落とすでしょうし。

ただ燃油価格が高止まりしているコトと、為替レートが日本在住民にはツラい状態になっているのが気掛かりなところ。

特に現時点では、燃油サーチャージの設定がナイですが、ここまで高止まりすると、やはりその分は運賃に転嫁せざるを得ない状態だと思うのですが、そうするとLCCとしての競争力が落ちると言うコトに繋がりますしね。

特にアジア線はLCCでの競合もありますから、運賃の競争力と言うのは、軽視できないでしょうし。

この辺りがどれだけ日本在住者の海外旅行熱を冷え込ませるのでしょうね。
特にLCC利用者は、価格などには敏感に反応する層だと思いますし。

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12月にはサンノゼ線開設予定

ただまだ事業としては、立ち上げの段階から脱している訳ではないので、赤字なのは当初から分かっていたコトで、許容なのだと。

機材の投入も進んでいるので、合計で10機ぐらいになるまでは、我慢と言う感じなのだと。
その間に、どれだけJAL本体が取りこぼして来た需要を拾えるようになるのか…と言うコトなのだと。

そう言う意味では、12月に開設予定の成田~サンノゼ線が、どのぐらいの需要を拾うのか…と言うのは、興味深いところ。

今までJAL本体が就航している路線のみ開設して来たZIPAIR(ソウル線は成田~仁川と言う点では、ZIPAIRの単独路線ですが)。

初めてJAL本体が就航していない空港への乗り入れ。

日本発だけでなく、既に「ZIPAIR」が就航しているアジア路線からの乗り継ぎも拾うコトになるでしょうが、この路線が軌道に乗れば、今後もJAL本体の就航していない路線の開設に弾みが付きそうな気もしますからね。

因みに、「ZIPAIR」が運航している路線は、現在、成田からソウル(仁川)・バンコク(スワンナプーム)・シンガポール・ロサンゼルス・ホノルルの5路線。
サンノゼ線が開設されると6路線目と言うコトになります。

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