ドンムアンへアクセスも便利に!ダークレッドライン、開業!

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ようやく出来たんだ…と言う感じもするし、これで随分と便利になるのかな、ドンムアンも…とも。
ただカオサンはどんどん疎外の地になっていくなぁ…と。
コロナ禍後にカオサンは、カオサンでいるのだろうか?
それとも旅人は分散するコトになるのだろうか?

ドンムアンへ!ダークレッドライン、開通!

タイ・バンコクの首都圏鉄道「レッドライン」が2021年8月2日にようやく開通しました。

「レッドライン」は、「SRTダークレッドライン」と「SRTライトレッドライン」の2路線から構成されていますが、今回、開通したのは、「ダークレッドライン」のバーンスー~ランシットまでの区間で、約22.48km。

バーンスー駅で、現行のタイ国鉄北本線・南本線ならびにMRTのブルーラインと接続するほか、今後、エアポート・レール・リンクが伸びてくる計画がある。

また途中のバーンケン駅には計画中のMRTブラウンラインが、ラックシー駅は、建設中のであるピンクラインと接続する形。

が、何と言っても、ドンムアン空港前に「ドンムアン」駅(RN07)が設けられました。

今までのドンムアン空港は、確かに目の前に国鉄線が走っているモノの、本数も多くなく、空港アクセスとしては利用価値が低い状態で、専ら、市バス・リムジンバス・タクシー・Uberなどに頼らざるを得なかった訳ですが、これが一気に変わると言うコトになり、バンコク市内とのアクセスが大きく改善されます。

この路線、日本政府が2009年から合計で2,681億円の円借款を供与して建設された路線。

タイの都市鉄道関連の円借款としてはダントツに大きく、約半分を占めていると言う状態で、東南アジアで見ても、鉄道関連の円借款としては、最大規模。

なので、車両などには、三菱重工・日立製作所などで構成されるコンソーシアムが入っていたりします。

 

今後、ランシット~タマサート大学までの延伸に加え、バーンスー~フワランポーンまでの延伸も予定されているほか、フワランポーンからバーンボーン・マハーチャイ方面への延伸も構想されている状態。

ようやくの完成!前身から考えると、何年?

 

ホントにできたんだ…

それが率直な感想。
と言うのも、前身となるホープウェル計画が事業承認されたのは、1990年。

その後、1993年に何とか着工。
つまりは30年ぐらい、計画から過ぎているコトになる。

その後、当初の完成予定だった1995年でも工事は進捗していない状態で、1997年にアジア通貨危機。

元々、資金繰りに余裕がなかったが、これで一気に悪化したコトで、工事はストップ。

そして、ついに免許取り消しと言う形になり、残骸だけが残ると言う状態に。

今回、開通を迎えた「ダークレッドライン」などは、この当時の構想に似ており、前身のホープウェル計画で破棄された建築物を再活用しながら、建設を進めると言う目論見もあったぐらい(但し、支柱の耐荷重が計画値を満たしておらず、結果的には、破棄されている)。

ボクが初めてバンコクを訪れた時ぐらいから、ずっとあった高架の跡。

これができれば、ドンムアンに来るのも便利になるのになぁ…なんて、よく思っていた。

いや、別にドンムアン自体は、そこまで不便じゃないんだけれど、夜中、いつ来るか分からない59番の赤バスを待つのが、ツラくて(深夜は大体、1時間に1本ぐらいのペースなので)…

これでドンムアンも便利になるのか…

ホント、バンコク、どんどん変わって行くなぁ…と言うのが、正直な印象。
今はまだバスに乗って移動するコトもあるのですが、もうバスに乗らなくても完全に移動ができるようになって来たなぁ…

共通ICカードはどうなった?

ただ気になるのは、そろそろICカードの統一はないのかな?と言う点。

バス・BTS・MRT・エアポートリンクの共通ICカード。

でも、全然、話が進んでいない感じがする。

一応、共通ICカードは、あるんですよ。

ただ現状、外国人は利用不可になっているんですよね。

 

今回の「ダークレッドライン」は、SRT。

つまりはBTSともMRTとも違う。
どう言う乗車体系になっているのかは、現状、不明だけれども、そろそろ外国人でもICカードは統一して欲しいな…と言うのが、正直なところ。

ってか、BTSのラビットカード。

コロナ禍で行けない状態が続いているのですが、ある一定期間、利用がないと、凍結になったと思うので、そろそろ使いたいモノです(つまりはバンコクに行きたい)。

今年の秋口以降、外国人観光客にも門戸を開きそうな感じはありますが、どうなるコトやら。

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