留萌本線、段階的な廃線を沿線自治体が受け入れ!留萌へは23年3月末で廃線!

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たびかず
たびかず

ども。
たびかず(@tabikazu40)です。
長旅に出たり、フラッと旅したり、そんな旅ヲタなアラフォーです。

留萌本線、段階的な廃線に合意!

JR北海道が廃止・バス転換を打ち出していた「留萌本線」(深川~留萌50.1km)について、沿線の4市町(深川市・留萌市・沼田町・秩父別町)が、提案を受け入れ、廃線を容認するコトを決定し、JR側と合意書を締結しました。

既に既報ですが、深川~留萌間の内、石狩沼田~留萌(35.7km)は2023年3月末での廃線。
比較的、高校生の通学需要がある深川~石狩沼田(14.4km)は、2026年3月末で廃線になる方針。

3年間、運行が継続になる留萌線の一部。
その間の赤字額は年間3億円と見込まれますが、これらの営業赤字と、折り返し設備の整備費用約6,000万円はJR北海道が負担するコトに。

また廃線から最大18年間分の代替バスの運行費用を支援するほか、廃線後の街づくり支援金として、4市町に対してそれぞれ7,000万円をJR側が出すと言うコトに。

今後は、代替バスの運行方法を詰めるほか、跡地利用について協議する方針。

今回の決定で、2016年に廃止方針を打ち出した5線区については、全てがバス転換で決着するコトに。
また“本線”としては、名寄本線(1989年廃線)に続く全線が廃線と言うコトになります。

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これで廃線は一区切りなのか?

正直、需要が細くなっている訳で、JRが賄えるような状態じゃないのは事実。
札幌へは動線が異なるし、1本以外は旭川まで直通していないのに加え、深川ではやはりチカラが不足しているので、通学以外の旅客の実態とも合っていないでしょうし、観光客が呼びやすい環境にもなっていないですしね。

先に留萌~増毛間が2016年に廃線になっていますが、そこに至るまでに手を打てなかったのが全てだと思うが、仮に手を打っていたとしても、留萌・深川市の人口は現在、それぞれ19,000人。沼田町が2,900人、秩父別町が2,300人程度なので、時間の問題だったのかな…と言う感じも。

さすがに冬場の厳しい自然環境もある北海道で、この沿線人口で鉄路を残すのは、至難の業だと。

これで現状でバス転換を打ち出していた路線の廃線は、一区切りが付いた形。

ただ正直、これで終わりとも思えない。

次の候補がナイとも言えない状態なのが、今の北海道だし、今の地方鉄道網。

具体的に考えてみると、まずは花咲線(根室線)の釧路~根室間と、日高線の苫小牧~鵡川間(つまりは残った日高線の全線)。
根室線は滝川~富良野間が飛び地になるので、こちらも良い状況とは言えなさそう。
少なくとも、富良野線かどちらかは候補に挙がってもおかしくはない。

宗谷本線だって、名寄~稚内は、いつ廃線論議が出てもおかしくはない状態のようには思えますけれど。

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次に繋がる交通網の整理じゃないと…

個人的に、廃線になるのは、寂しいとは思っているけれど…

そもそも日常的な輸送が少ないのであれば、やむを得ないとも。

JRとしても慈善団体ではない訳で、あくまでも収益を追い求めるべきですしね。

需要が減っているのであれば、新たな交通機関にバトンタッチして、地域への活力にするべきだと。

ただ残念なのは、その“地域への活力”になっていない場所が多い感じがする部分。
今回の廃線も、廃線に対しての支援金が出ると言う条件があってからこその廃線合意であって、別に交通機関を新たにして、また新しい街づくりへ…と言う感じになっていないように思えるところ。

バスならではの細かな発着からの新たな需要の喚起であったり、新しい街づくりの起点を作ると言うような感じになっていないようにも。

またそれをするにしても、石狩沼田~留萌間の廃線に対しての時間もナイですけれどね。

こう言う新しい街にして行くから、こう言う交通網を…

それならば、意味がある話だと思うのですが、そう言う考えがなければJRからのバス転換に対しての運行支援が終わるころには、今度はバスの廃線論議が出て来るだけのようにも思えるんだよなぁ…

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