「どこかにマイル」+2,000マイルで奥尻に行ってみる?

「どこかにマイル」で奥尻行きのキャンペーン!

JALの人気企画の1つである「どこかにマイル」。

往復6,000マイルで国内の“どこかに”行けると言うプランで、特典航空券への必要マイル数が少なくて済むので、予定の変更はしにくいですし、対象となる搭乗日も限定ではありますし、出発地が限られていると言うデメリットに加え、何よりも行きたい場所を引き当てられるかが分からない(申し込みをすると、4つの候補地が出て来ると言う仕掛けなので)と言うのに、人気のある企画。

まぁ、候補地が出たとしても、行きたい場所がなければ、再検索を掛けて、行き先候補地を変えるコトは出来ますしね(但し、1日あたりの検索回数には上限アリ)。

旅先が勝手に決まるJALの「どこかにマイル」、関空発着も対象に!

日本テレビ系列「1億人の大質問⁉笑ってコラえて!」の「ダーツの旅」じゃないけれど、フラッと自分の行き先も気の向くまま、風の吹くままに旅が出来れば…と思うコトがしばしば。 「いいね」の数に応じて電車で進んで、RT数に応じて人に話しかけると言う「 Twitter電車旅 …

最初は羽田発のみだけの企画でしたが、関西発着もOKになったり…と、地味に拡大して行っているのは、人気がある証拠なのでしょうが、期間限定で、新しいオプション(と言えば良いのか?)が登場しました。

それが奥尻へ往復2,000マイルで行けると言うキャンペーン。

具体的な内容としては、以下の通り。

対象期間:2019年5月7日~9月30日(申し込み日)
対象者:対象期間内にどこかにマイルの行き先が函館・新千歳に決定した方
対象路線:
JL2891 函館→奥尻
JL2890 奥尻→函館
申し込み方法:

  • 「どこかにマイル」の申し込み
  • 函館~奥尻線への申し込み
    行き先が函館もしくは新千歳に決まった場合は、キャンペーン窓口に電話で奥尻線への申し込みが出来る
  • 予約完了

必要マイル数:2,000マイル(往復)

注意点としては、あくまでも「どこかにマイル」で函館もしくは新千歳に行き先が決まった方のみと言う点。

とは言っても、奥尻線があるのは、函館空港からのみなので、新千歳に行き先が決まった方は、函館まで自力で移動をする必要があります。
また、WEBからの申し込み(奥尻線の)は出来ず、電話での手配のみと言う形なのも、軽い注意点と言えるのかも知れませんね。



奥尻に行けるのは、ホントにお得なのか?

往復2,000マイルなので、片道あたり1,000マイル。

気軽に奥尻に行けるチャンスな訳ですが、「どこかにマイル」のこうした付随キャンペーンやオプションって、ホントにお得かどうかは、しっかりと見極めた方が良い気はします。

確かに、奥尻って、そんなにメジャーな場所じゃない。
過去に大きな震災があったコトで、知られているけれども、観光地としては、無名に近い訳で。

いや、そもそも何処よ?と言う方々もいらっしゃるかと思いますが、位置関係的には、こんな所です。

道南の函館や江差、瀬棚と言った場所から近い離島になります。

そんな奥尻に往復2,000マイル。

悪い訳じゃない気はしますよね。

ただそもそも函館~奥尻線って、普段からもそこまで航空券が高い訳じゃない。
“離島”路線だから、高値と言う感じを抱きがちですけれども、そもそも搭乗時間は約30分ですからね。

例えば、6月24日(月)出発の27日(木)戻りで調べてみると…

JL2891 函館→奥尻:7,500円
JL2890 奥尻→函館:7,500円

合計で15,000円です(先得割引タイプB・普通席利用)。

つまりは15,000円に2,000マイルを使うと言うコトになります。

“往復2,000マイル”だからお得じゃなく、“15,000円に2,000マイル”と考えて、どうなのか…と言う所でしょうか。

ただ時間的には、JL2891の奥尻行きが函館11:25発で、奥尻11:55着。
復路のJL2890の函館行きが奥尻発12:30で、函館着が13:00。

何気に良い時間帯の発着だったりしますね。

観光するのにも、移動するのにも、不都合がなさそうな時間帯なのは、嬉しい所ですね。

個人的には、「どこかにマイル」で函館行きを決めたら、アリなのかな…と言う感じ。
自力で奥尻に15,000円の往復の航空券を買うと言うチャンスは、そう多くはないでしょうから、寧ろ、こうしたキャンペーンの機会は見逃したくないモノ。

ただ新千歳だったら、ナシだなぁ…と言う感じでしょうか。

わざわざ函館まで移動して、そこから奥尻…と言うのは、ちょっと考えにくいとも思うので。



「どこかにマイル」は、行かない場所にいざなうツール

梅雨のない北海道へ。
その北海道の中でも、地方へ。
離島へ…

「どこかにマイル」って、“自分ではなかなか行かなさそうな場所”に行くチャンスを作ってくれる感がある訳で、この奥尻キャンペーンも、そうした感じがありますね。

日本も観光スポットがある場所には、外国人観光客も増えて来ましたけれども、もっともっと裾野を広げるために、こうしたキャンペーンは有益なのかな…と。

今年の出来如何では来年も同じような話が出るかも知れませんしね。

JAL オフィシャルサイト:
どこかにマイル利用者限定 函館から奥尻へ行こう!キャンペーン

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