どこかへ行きたい。
ってか、コロナの感染拡大が広まって、去年の夏前にはも2020年いっぱいは無理だろうなぁ…と思っていたけれど、2021年の夏前になってまでどこにも行ける空気感がナイとは思わなかったな。
さすがに少しずつ、動き出した感じはあるけれど。
タイ、10月までに外国人観光客受入再開へ!
タイのプラユット首相が声明を出し、2021年6月16日から120日以内に、外国人観光客の全面的な受け入れを再開するコトを宣言しました。
“120日以内”…と言うコトなので、少なくとも10月半ばまでには入国制限を大幅に緩和すると言う方針ですね。
既にタイでは、2021年7月1日からプーケット限定で「サンドボックス」プログラムがスタートする予定で、外国人観光客の受け入れが再開されるコトになっていますが、それに続くモノ。
狙いはもちろん、観光業の立て直し。
タイは観光業が主要産業の1つになっている国ですが、コロナウイルスの感染拡大で深刻な打撃を受けている状態。
立て直しには、制限の緩和を進めるしかないと言うのが、今回の流れ。
但し、足元ではタイはコロナの感染者が多いままの状態になっており、ワクチンの接種を完了した人も、現状だと人口の2.6%程度に留まっている。
これを10月初めまでには、75%の人が少なくとも1回は接種できるようにすると言っていますが、外国人観光客の門戸を開くには、この辺りも鍵にはなりそうですが、感染者数が増える可能性はあるが、市民生活を成り立たせるために、受け止めるべきリスクだとも。
また同様に、ワクチン接種済みのタイ人が海外旅行に行く場合は、帰国時の隔離が免除されるコトも合わせて明らかにしています。
感染拡大はまだ続いている足元
“やっぱりタイが好き”と言う方は多いかと思うので、これは朗報ですね。
その頃には日本人のワクチン接種率も格段に上がっている頃でしょうし。
ただワクチンが万能じゃないのも事実。
で、現在のタイの感染状況としては、2021年6月16日付で見ると、新たに2,331人の感染が確認されたと言う状態。
一時、刑務所で感染拡大が見られたタイですが、この日は、26人が刑務所ならびに拘置所での感染確認。
エリア別で見ると、バンコクが807人。ノンタブリ県が204人。サムットプラカン県が161人。チョンブリ県が108人と言った所で、やはりバンコク近郊の感染が収まっていない感じ。
まぁ、感染者の数に一喜一憂する必要もないですし、ひとまずこれは現状なので、外国人観光客への門戸が再開放される頃に今よりも落ち着いているコトを願うばかりですけれどもね(それは日本も同様ですが)。
その頃、日本はどうなってる?
今回の発表は、あくまでも入国制限を大幅に緩和すると言う発表なだけ。
具体的な詳細については、特に触れられていないのが特徴ですね。
国を限定しての開放なのか、入国後に隔離はナイけれど、何かしらの検査があるのか…など、これからの詳細発表を待ちたい所ですが、海外からの観光客の受け入れは、現状、ヨーロッパが先行している感じ。
そこにタイが入って来るコトで、アジア諸国も追随して行くコトになるのかどうか…
ただ期日を明確に発表したと言うのは、大きいとも思いますけれど。
ってか、その前に日本はどうするんでしょうね。
オリンピック・パラリンピックもあるけれど、日本の場合、内需での需要喚起策をしっかりと講じれば、それなりの需要は拾える訳で、個人的には先にそちらから…と言う方が、安パイの様には思えますが、最低でも夏過ぎには衆議院選挙が控えている中で、選挙対策と言う意味も含めて何かしらの需要喚起策が出て来そうな感じはしますが…
先に内需から需要喚起…となると、しばらくは外国からの入国時の隔離・自主隔離は残るでしょうから、そうなると、タイが開放になっても…と言う感じもありますし。
まぁ、それでも少しずつ世界を旅が出来る状況に、再び、なりつつある…と言う感じでしょうかね。
それまでは自分でできる範囲の感染対策を行なって、健康を保って、日々、生きていきたい…と。
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