ANA、2019年にパース就航!

ANA、豪西部のパースへ就航!

ANAが、2019年9月1日から、成田からオーストラリア西部のパースへ1日1往復で就航するコトを発表しました。

スケジュールは、以下の通り。
NH881 成田11:10→パース20:15
NH882 パース21:45→成田08:25

機材はボーイング787-8型機で、ビジネスクラスが32席、エコノミークラスが152席の2クラス。

ANAのオーストラリア線は、羽田~シドニーを2015年12月に開設して乗り入れを開始し、関空~シドニー線もあったが、現在は撤退しており、このパース線が2路線目となります。

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オーストラリアは自力開拓するしかないANA

ってか、元々、JALが就航するのでは…と言う現地新聞報道があった路線なのですが、ANAが就航と言う形になりましたね。

JALは成田~メルボルン線を去年開設し、既存の成田~シドニー線と合わせ、2路線を運航しているが、この他に、同じワンワールドメンバーのカンタス航空が、メルボルン・ブリスベン・シドニーから日本路線を就航させているし、カンタス系のLCCであるジェットスターも、ケアンズ~成田・関空とゴールドコースト~成田を運航しているモノの、パースなどの西部エリアからの直行便はなかったので、面白い展開だなぁ…とは。

ただJALはカンタスと組むコトで、国内線でパースには向かえるモノの、ANAはオセアニア地区での提携相手はニュージーランド航空のみなので、自力で拡大戦略を描かなくてはならないと言う違いがあるのは事実。

日豪間の需要も堅調ですし、パースは何気にビジネス需要も多そうなのに加え、豪米間需要も拾える可能性があると言うのは、あるのかも知れませんね。
しかも、機材繰り的にも1日で何とか行って帰ってこれる距離ですし。

過去にもパースからの日本路線と言うのは就航していた期間があり、その距離に対しての搭乗率が芳しくなかったと言う経緯もあるので、どれだけANAとして伸ばしていけるのか…と言うのは、楽しみな所。

787だからこその路線がまた1つ

それにしても、やっぱり787はこうした“そこまでの需要じゃないけれど、確かに需要はゼロじゃない”と言う路線に乗り込めると言うのは、良い機材なんだなぁ…と、改めて思う。

日本の航空会社は元々発着枠が限られていると言う経緯があるからか、新規の就航はかなり慎重で、なかなか路線が展開されないけれど、この787が生まれていなければ、きっと展開が為されなかったであろう路線ってのも結構出て来ましたからね。

JALは2019年の新規就航はシアトル線と羽田~マニラ線ぐらいになりそうな予感があるので、ANAがグループのLCCと合わせて、拡大戦略をとる中、ますます差が開いて行く様な…

まぁ、今のJALはあくまでも拡大路線じゃないんでしょうが…

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