東海道新幹線が乗り放題のワーケーションプランは、果たしてお得か?

東海道新幹線が乗り放題?

JR東海ツアーズが、面白いワーケーションプランを発表しました。

なんと東京~新大阪間の東海道新幹線が乗り放題!に、ホテルを組み合わせたプランで、「東海道新幹線乗り放題&お好きなホテルと組み合わせてMYワーケーション」と言う名前のプラン。

ってか、めちゃめちゃタイトル長いな…(笑)

JR東海は、あまり割引のあるプランの販売には消極的な印象しかない鉄道会社なのですが、そのJR東海の中でも主力で稼ぎ頭の東海道新幹線に乗り放題!と言うのは、何ともびっくりですが、やっぱり決算が悪かったのが響いているのだろうか…

ひとまず、こんな内容。

東海道新幹線乗り放題 & お好きなホテルと組み合わせでMYワーケーション

設定期間|2021年5月6日~7月20日(帰着)

設定プラン|
・6泊7日(~7月14日出発まで)
・13泊14日(~7月7日出発まで)
・20泊21日(~6月30日出発まで)

プラン内容|
・東海道新幹線が乗り放題
・好きなホテルグループを選んで、宿泊地をチョイス可能

対象ホテルグループ|
・JR東海ホテルズ
・東急ホテルズ
・プリンスホテル&リゾーツ
・都ホテルズ&リゾーツ

申し込みは、Webからのみで、申し込みは出発7日前まで。

東海道新幹線は、「のぞみ」「ひかり」「こだま」全列車の普通車指定席に乗車が可能で(自由席の利用も可能なので、思いついた時に乗るコトも可能)、グリーン車プランも用意されており、コチラならグリーン車指定席が乗り放題になります(本記事での料金は、全て普通車プランです)。

金額は、どのホテルグループを選ぶかによって異なるのが、今回のこのプランの大きな特徴。
4つのグループから選べるのですが、それぞれこんな感じ。

ホテルグループ軒数場所6泊7日13泊14日20泊21日
JR東海ホテルズ4軒新横浜
静岡
豊橋
名古屋
10,5000円185,000円245,000円
東急ホテルズ21件東京・川崎・
横浜・三島・
伊豆・名古屋・
京都・大阪・
USJ*
95,000円175,000円255,000円
プリンスホテルズ5軒東京・新横浜・
名古屋・大津・
京都
135,000円270,000円405,000円
都ホテルズ4軒東京・京都・
大阪
90,000円165,000円230,000円

*緊急事態宣言の発令に伴い、一部で休業しているホテルアリ

1泊計算にすると、そこそこのお値段と言う感じがするけれど、新幹線代が含まれているコトを考えると、割安と言えるのかどうか…

逆に言えば、新幹線に良く乗るようにしないと、割高感は否めないと言う感じか。

おススメは東急ホテルズか?

今回のこのプランで、肝心なのは、ホテルの選択と言うコトになる。

ホテルはチェーン毎で選ぶ必要があり、それによって価格が異なるのに加え、別々のホテルチェーンを組み合わせるコトができないのが、難点です。

料金的に最安なのが、都ホテルズ。
一方で、対象ホテルが最多なのが、東急ホテルズ。

観光に重きを置くのか、それともワーケーションでの利用なのかによっても、答えは変わって来るのかも知れないけれど、期間が長くなれば長いだけ、対象ホテル数が多い方がベターなのは言うまでもない。

そうなると、東急ホテルズ一択かな。
対抗は都ホテルズかな…と。

プリンスは都ホテルズよりも対象ホテル数が1つ多いけれども、京都のホテルが、宝ヶ池と言うのは、やっぱり不便感がありますし、大津プリンスもJRからだとやや不便だし(膳所から歩ける距離ではありますが)。
観光と言うよりも、ワーケーションでなら、プリンスもアリでしょうが。

ただ6泊7日コースだと、単純往復とかで終わっちゃいそうで、折角の“東海道新幹線”乗り放題と言う利点を生かすのが難しい気がしなくもないですかね。

そうなると、13泊14日以上のプランがおススメになる訳だけれども、お値段的にかなり強気のように思うんですよね…

ってか、どんな使い道ができるんだろう。
ケーススタディだと、名古屋から東京まで日帰り出勤なんて感じの旅程が出ていましたけれど、元を取ろう!とするならば、やっぱり東京~新大阪を2往復ぐらいしないとダメですね、6泊7日プランでも。

逆に言えば、2往復ぐらいしないのであれば、他の各社で出しているプランの方が、全然、お得感があるかなぁ…と。

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