長距離LCCのLEVELって?
ブリティッシュエアウェイズやイベリア航空などの親会社であるインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)傘下の長距離格安航空のレベル(LEVEL)がこの夏以降、かなり積極展開を見せています。
元々は、スペインのバルセロナをベースにした新しい長距離路線向けのLCC。
現時点では、
・バルセロナ~オークランド
・バルセロナ~ブエノスアイレス
・バルセロナ~ボストン
・バルセロナ~ロサンゼルス(季節運航)
の4路線に2機体制で就航しています。
イメージビデオですが、こんな感じで。
ブエノスアイレス便なんかも就航と同時に飛ばし始めたので、ホントに長距離路線のLCCと言う感じですが、追加料金を払えばWi-Fiなんかも利用出来たりします。
因みに、オークランド線は、10月31日からサンフランシスコ線に切り替わるコトが発表されています。
[amazonjs asin=”B07B8MZHRR” locale=”JP” title=”(トラベルデパート) 超軽量スーツケース TSAロック付(SSサイズ(機内持込/LCC対応), パステルブルー)”]パリ・オルリーからもLEVELが就航!
そして2018年7月2日に、パリのオルリー発着の定期便を就航するコトに。
パリ(オルリー)~モントリオール:週3便
パリ(オルリー)~ポワンタピートル:週4便(11月からは週5便)
夏以降には、
パリ(オルリー)~マルティニーク:週3便(9月3日就航・11月からは週5便)
パリ(オルリー)~ニューヨーク:週4便(9月4日就航)
さらに来年度にはもう1機、オルリーベースの機材が増えるとのコトなので、就航都市は徐々に増えて行きそうな体制になっています。
ウィーン発着で14都市に一気に就航!
そして、2018年7月17日には、オーストリアのウィーンを拠点にした新会社を設立し、「LEVEL」ブランドでの運航を開始します。
現時点で発表されている就航都市が、怒涛の14都市。
2018年7月17日就航
ウィーン~パルマ:週7便
ウィーン~ロンドン(ガトウィック):週14便
7月23日就航 ウィーン~バルセロナ:週7便
7月30日就航 ウィーン~マラガ:週3便
7月31日就航
ウィーン~ヴェネチア:週7便
ウィーン~オルビア:週3便
8月7日就航 ウィーン~イビザ:週3便
8月11日就航
ウィーン~パリ(シャルル・ド・ゴール):週13便
ウィーン~ミラノ(マルペンサ):週13便
ウィーン~ドゥブロヴニク:週4便
ウィーン~ラルナカ:週3便
ウィーン~アリカンテ:週2便
8月12日就航 ウィーン~バレンシア:週2便
8月13日就航 ウィーン~ビルバオ:週3便
ホントに一気に路線拡大と言う感じになっていて、欧州からor欧州内の移動で新しい選択肢として活用出来そうです。
一気に広がるLEVELのネットワーク
それにしても…
ここに来て、パリとウィーンに拠点づくり。
IAGも拡大に躍起と言う所でしょうか。
ただウィーン発着便は長距離ではなく、基本的には欧州域内路線。
IAG内にはスペインをベースに欧州域内選を飛ばしているブエリングと言う別のLCCがあるのに、どうしてブエリングブランドにしなかったのかな…とは。
ブエリングならば、かなりの規模のLCCなので、ブランド自体も確立されているのに。
そして、Webページがカッコいいのですが、そこまで使い勝手が良くないのがちょっと気になりますけれどもね。
このLEVELも立ち上げの際も2機からのスタートでしたし、今回のパリ(オルリー)からは機材が2機。
JALが立ち上げる新しい長距離LCCも最初は2機でスタートとのコトなので、就航都市なんかは参考にしてそうですよね。
って、そろそろアジア路線を出して来ても良い様な気がしますけれどもね。
グループのブリティッシュもイベリア航空も、アジア路線はそこまで拡大している訳じゃないので、まだまだ需要は拾える様な気がするのですけれど…
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