アエロフロート・ロシア航空もモスクワ線は羽田発着に!

アエロフロートも成田から羽田へ移管!

ロシアの「アエロフロート・ロシア航空」が、羽田~モスクワ(シェレメチェボ)線を、2020年3月28日より運航開設するコトを発表しました(羽田発は翌29日より運航開始)。

これは現状、成田~モスクワで運航している路線を移管するモノで、羽田空港の国際線昼間発着枠が増加し、ロシア線に4枠が割り当てられて実現するモノ。
この増枠でロシア側は、「アエロフロート・ロシア航空」とS7航空が、日本側はJALとANAがそれぞれ1枠ずつの配分を受けています。

使用機材は、ボーイング777-300型機で運航スケジュールも、下記の様に発表されました。

アエロフロートロシア航空:羽田線運航スケジュール

SU261 羽田12:15→モスクワ(シェレメチェボ)16:05 毎日運航
SU260 モスクワ(シェレメチェボ)19:15→羽田10:30(翌日着) 毎日運航

現状の成田線は、成田を13:20に出発してモスクワ着が17:35。
現地モスクワ発は、19:55に出発して、成田着が11:20。

往路は乗り継げる便がやや多くなる感じですね。

なお、東京からモスクワ線については、現在、JALも運航していますが、この羽田の増枠を受けて、成田線を羽田に移管予定(詳しくは、コチラを参照)。

同時に、モスクワ側の使用空港を、ドモジェドボからシェレメチェボへと戻すコトを発表しているので、今回、羽田就航が発表になった「アエロフロート・ロシア航空」と合わせて、羽田~シェレメチェボ間で1日2往復の運航が行われるコトになります。

JALとの提携はどうなる?

「アエロフロート・ロシア航空」は、加盟アライアンスがスカイチームで、ワンワールドに加盟しているJALとは加盟アライアンスが異なる訳ですが、アライアンスの枠を超えて提携して行くコトが、既に発表になっています。

具体的な発表は、未発表ですが、恐らく、この羽田~シェレメチェボ線のコードシェアと、シェレメチェボからの乗り継ぎに対して、JAL便名が付与されるのかなぁ…と言う感じ(アエロフロート側は、JAL運航の日本国内線への便名付与など)。

モスクワのシェレメチェボに16時頃到着ですが、何気に、その時間から乗り継げる便と言うのも、結構、あるので、どこまで広範囲の提携になるのかな…と言う気はしますが、そもそもパリやスペインへは、JAL本体が飛んでいたり、既に提携関係先が就航していたりするので、あくまでもロシア国内線と東欧路線に限定した提携になるのかな?とも。

JAL、アエロフロート・ロシア航空と提携へ!

久しぶりに航空ネタ。 今年に入ってからと言うモノの提携関係を拡大させているJAL。 7月に ベトナム最大手LCCのベトジェットと。 9月にインドのタタグループとシンガポール航空との合弁会社であるビスタラと。 さらにANAとそれまで 提携関係にあったハワイアン航空を提携先を変えさせ 、そして、10月にアエロメヒコ。 …

JALとしては、既に同じワンワールドに加盟しているS7航空とコードシェアを行っていますが、モスクワ以東のロシア国内線は、S7航空とのコードシェア、それ以外は「アエロフロート・ロシア航空」と…と言う考えなのかな…と言う感じ。


シェレメチェボの乗継をどうにかして欲しい…

それにしても…

「アエロフロート・ロシア航空」が、羽田就航ですか。

長い間、正午ごろに成田発と言うスケジュールだった感じがありますが、ほぼ初めての1人海外旅行で利用したのが、この「アエロフロート・ロシア航空」のモスクワ線。

モスクワ経由でチュニスまで行ったのですが(現在、モスクワ~チュニスは運航停止)、シェレメチェボに到着した時の疎外感は、今でも忘れられない記憶だったりします。

何だか無機質な共産圏の空気が残るターミナルで、チュニスに行く日本人なんてほぼいなくて、それでいてほぼ初1人海外でしたからね(実際は、その前にタイに行ったコトがありましたが)。

まぁ、その頃と比べると、シェレメチェボも新しいターミナルが出来たりして大きく変わった感じなのですが、日本路線などが到着するターミナルはあまり変わっていなくて旧態依然としたまま。
乗り継ぎも、もうちょっとしやすく、そして混雑が緩和されると良いのですけれどもね。

シェレメチェボで、2時間のトランジットとかだと、本来、余裕なのですが、ちょっと怖い気すらしますモンね、混雑している時は(ただ時間が空きすぎても暇をもてあそぶ空港の様にも思いますが)。

「アエロフロート・ロシア航空」は、関空~モスクワ線の運航再開も発表していますし、JALに続いて、ANAも羽田からモスクワへ就航しますし、ロシア国内で見れば、ウラジオストクにJAL/ANAが揃って就航して一気に便利になりますし、何気に2020年はロシアが近くなる1年なのかも知れないデスね。

 

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