スカイトラックス、2年ぶりにワールドエアラインを発表!
航空会社や空港の格付けを行なっている「スカイトラックス」が、2021年版の「ワールド・エアライン・アワード」を発表しました。
毎年、発表されているこの格付けですが、2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて発表されず…だったので、2年ぶりの発表と言うコトに。
ひとまず発表されたランキングを、見てみます。
順位 | 航空会社名 | 加盟アライアンス | 前回順位 |
1位 | カタール航空 | ワンワールド | →1位 |
2位 | シンガポール航空 | スターアライアンス | →2位 |
3位 | ANA | スターアライアンス | →3位 |
4位 | エミレーツ航空 | 未加盟 | ↑5位 |
5位 | JAL | ワンワールド | ↑11位 |
6位 | キャセイパシフィック航空 | ワンワールド | ↓4位 |
7位 | エバー航空 | スターアライアンス | ↓6位 |
8位 | カンタス航空 | ワンワールド | →8位 |
9位 | 海南航空 | 未加盟 | ↓7位 |
10位 | エールフランス | スカイチーム | ↑23位 |
前回は、カタール航空が2年ぶりに首位奪還したのですが、今回は首位を堅持。
TOP3はカタール航空・シンガポール航空・ANAと前回と変わらない顔ぶれ。
と言うか、ここ数年、この3社が不動のTOP3と言う感じになっていますけれどもね。
JALとエールフランスがTOP10入り!
TOP10から脱落したのは、
・ルフトハンザドイツ航空(前回9位→13位へ)
・タイ国際航空(前回10位→23位へ)
の2社。
タイ国際航空は、大きく順位を下げて、タイでのライバルでもある19位のバンコクエアウェイズよりも下の順位になると言う結果。
この辺は、経営破綻の影響があったのだろうか…?とすら思えるぐらいに順位が下がりましたね。
でも、同じように経営破綻状態の海南航空はTOP10を維持しているので(でも傘下の香港航空は24位→63位と大きくダウンさせましたけれど)、寧ろ、タイ国際に何があった?と言う感じも。
一方で、TOP10に入って来たのは、JAL(前回11位→5位)とエールフランス(前回23位→10位)。
共に上位陣の中では、大きく順位を上げて来た形になりますね。
JALとANA。
そこまでサービスに差があるかな?と、日本人的には思うので、前回までの順位自体、ちょっと疑問符でしたけれど…
TOP10の中では、ワンワールド加盟航空会社が4社・スターアライアンスが3社・スカイチームが1社+未加盟2社。
TOP100まで見てみると、ランキングを大きく改善させたのは、サウジアラビア航空(57位→26位)・ヴィスタラ(69位→28位)・ヴエリング(90位→48位)と言った所でしょうか(ざっくり見ただけだけれど)。
ランキングはあくまでも参考意見に過ぎない…
評価の理由としては、
・カタール航空→ビジネスクラス
・ファーストクラス/CA→シンガポール航空
・清潔さ/空港サービス→ANA
と言う感じで、JALはエコノミークラスが評価された形。
ですが…
国際線がこの1年以上、コロナ禍で激減している最中で、その評価に意味があるの?と言う感じがしてしまうんですけれどもね。
いや、それは毎回、そう思うんですけれどもね。
人によって感じ方は異なる。
さらに日本人が求めるサービスと、他の国々の人々が考えるサービスとは、また異なっているでしょうしね。
まぁ、所詮、エコノミークラスしか利用しないですから、大差が出る訳じゃないんですけれどもね、実際のスペックとしては。
ランキング。
確かにちょっと気になってしまいがちなモノ。
でも、あくまでも参考に。
そう言うコトなんですよね。
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