香港~広州が最速47分!高速鉄道が全線開通!

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香港から広州へのメインルートが変わる!

香港と中国本土を結ぶ全長約142kmの広深港高速鉄道が、2018年9月23日に全線開通しました。

中国本土側の広州南~福田駅(深圳市)間は2015年までに開業していており、今回開通したのは、香港側の深圳の福田~香港の西九龍駅間の約26km。

現在、香港から鉄道で広州・深圳に向かおうとすると、基本的には、

・広深線広九直通車:九龍(紅磡)~広州東
・MTR東鉄線:九龍(紅磡)~羅湖/深圳乗り換え~広州

の2ルートがあるが、直通の広深線広九直通車は、香港と広州と言う2大都市を結ぶ割に本数が少なく常時混みあっているのに比べて、今回、開通した広深港高速鉄道は、通常期の平日でも1日70往復。週末になると82往復が運転される予定で、中国正月などのピーク時には114往復が計画されていると言うコトで、一気にメインルートが変わりそうな気配だ。

また今までの2路線は在来線だったが、今回の路線は高速鉄道路線で、香港~広州間を最速47分で到着出来るので、現状の路線と比べると、1時間以上の短縮と言うコトになる。

その他にも、高速鉄道では、香港の西九龍駅に出入境手続きが一括されるのも便利な所。

ただそのために、西九龍駅は、香港にありながら、中国本土の法律が適用される特別区域が設けられるコトになり(ホームや列車も中国側の区域)、高度な自治が認められている香港に、初めて中国の治安要員が配置されるコトになった。

因みに、この香港西九龍駅は、地下鉄の九龍駅(東涌線・機場快線)ならびに柯士甸駅(西鉄線)との接続がなされているので、乗換の便は良さそう(荷物が少なければ、佐敦駅とかにも歩いて行けるような立地)。

運賃は思ったほど高くない!

現状の香港~広州間の移動と、新たに開通した広深港高速鉄道の運賃をそれぞれ見てみると、思ったよりも高速鉄道が高くないコトに気が付きます。

広深線ー広九直通車 紅磡~広州東・広州 約3,034円
MTR+広深線 紅磡~広州東・広州 約1,856円
広深港高速鉄道 香港西九龍~広州南 約3,569円

*2等車利用の場合の大人運賃(MTR利用はオクトパス利用で計算)

日本円にすると、既存の広九直通車と比べると、そこまで値段的な差がナイ。
これで最短47分なら、全然、アリじゃない?とすら思ってしまう自分がいます。



中国本土各地へ長距離列車も香港発で!

さらに今回、開通した広深港高速鉄道だが、広州のみならず、その先の中国本土の都市へ直通運転をする長距離列車も1日13往復が開設されています。

一例を取り上げると…

香港~北京:
香港西九龍 08:05→北京西 17:01 1等車1,724元・2等車1,077元
北京西 10:00→香港西九龍 18:58

香港~桂林:
香港西九龍 12:06→桂林西 15:25 1等車607元・2等車379元
桂林西 13:38→香港西九龍 16:54

香港~昆明:
香港西九龍 12:06→昆明南 19:44 1等車1,220元・2等車750.5元
昆明南 09:19→香港西九龍 16:54

と北京まで9時間を切ると言う時間で移動が出来る様になります。

この他にも上海(1,159香港ドル)・福州(401香港ドル)・武漢(780香港ドル)・厦門(309香港ドル)などにアクセス出来る様になり、かなり便利になるのは、間違いがなさそうです。

逆に言えば、今まで香港から陸路で中国各地に向かう際に、やっぱり広州で宿泊する人が多かったと思うのですが、直通列車を利用してしまえば、広州に立ち寄る必要がなくなった様な気もしますね。

広州南駅は中心から離れているのが注意点!

ただ広州に立ち寄る際は、広州南駅がやや市街地から離れているのは、頭に入れて置いた方が良さそうな気はします。

広州南駅には、地下鉄の2号線と7号線が走っていますが、中心部にある広州駅まで20km程度の距離があるのに快速運転はしていないので、やや時間が掛かる感じ。

日本でも新幹線の駅が市街の外れに出来ると言う事例はありますが、広州の場合は、ちょっとそれが激しすぎる感じで、ホントに郊外に作っちゃったと言う駅です。

広州での移動を考えると、高速鉄道で早くなったと言えども、広州中心部までで考えると、既存の広九直通車との実質的な差が20~30分程度に落ち着く可能性もある様な気がします。

高速鉄道開通後も、引き続き、広深線の直通列車は運航されるみたいですし、広州に用事がある人は、広州の滞在場所によって路線を選ぶのも悪くはないかも知れませんね。

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昔から旅好き。 しかも、まったりとした旅が好き。 日本だろうが、欧州だろうが、アジアだろうが、アフリカだろうが、南米だろうが、世界でまったり。