JAL欧州便は、経由便に!
2024年1月2日に羽田空港で起きたJALと海上保安庁の機材との衝突事故。
羽田空港、滑走路上でJAL機と海保機が衝突し、炎上する大事故に!
衝撃的な事故でもあったし、場所が日本の空の最大の玄関である羽田空港と言うコトもあって、余波がまだ続いている。
滑走路が1本、使えない状態だが、その1本が、羽田空港の中でも最も長さのある滑走路であったが故に、それが使えなくなり、長距離国際線が飛ぶには長さが足りなくなると言うケース。
そして滑走路が混雑しているが故に、欠航になると言うケースの2つに分けられる感じだが、1月6日の動きとしては、こんな感じ。
JAL
- 羽田発ヨーロッパ行きの3便が経由便に
・JAL41…中部経由(羽田00:05→中部01:10/03:40→ロンドン09:05)
・JAL43…成田経由(羽田09:50→成田10:40/12:25→ロンドン17:55)
・JAL45…成田経由(羽田08:25→成田09:15/11:00→パリ17:30) - 成田~新千歳線臨時便運航
・JAL4591…成田09:25→新千歳11:15
・JAL4801…成田17:35→新千歳19:25
・JAL4592…新千歳12:10→成田14:00
・JAL4802…新千歳15:00→成田16:45 - 2024新春!JALお年玉企画開催取りやめ
・3月搭乗分のタイムセールなどを含むセール企画の取り - 合計100便の欠航
ANA
- 合計96便の欠航
- 成田~新千歳・伊丹・福岡線臨時便運航
・成田→新千歳|2便
・新千歳→成田|3便
・成田~伊丹|1往復
・成田~福岡|3往復
C滑走路は8日にも運用再開へ!
閉鎖されているC滑走路については、斉藤国土交通大臣によって、1月8日にも運用が再開される見通しを示しました。
まだまだ解明しなくてはならない部分もあるのでしょうが、ひとまず、機材の撤去が終わると言うコトなのでしょう。
これに伴って、ANAは1月8日から全便での運航再開が発表になりました。
一方のJALについては、1月8日は14便、翌9日は9便の欠航が既に決定済みとして発表がなされていますが、ひとまず自体は収拾に向かいつつあるのかな?と言う感じ。
もちろん、JALは最新鋭機が事故に遭っているコトもあり、補償的には様々な保険で賄うとしても、機材が1機、不足すると言うコトにもなるし(予備機材の運用を行うとしても)、影響としてはまだまだ残る形にはなりますが。
羽田一極集中の弱点
個人的にはもう少し運用再開まで時間が掛かるのかな?とすら思っていたけれど、8日にも運用再開見込みに。
世界的に滑走路上での航空事故後の運用再開までの日数と言うのは、どのぐらいなんでしょうね。
今回の運用再開が早いのか遅いのか、さっぱり見当もつかないけれど。
仮に8日にも運用が再開されると、さすがに年始のピークには間に合いませんでしたが、ひとまず3連休だし、年始ピークの後半には間にあったと言う感じでしょうか。
ただもちろん、それで終わりではないし、風化させてもいけない事故ではある。
また改めて日本の航空業界が羽田一辺倒と言うコトも、知らしめた感じがあるかな…と。
都心にも便利な羽田に集中すると言うのは分かるけれど、リスクの分散と言うのは、やはり必要なコトなのではないか…と。
それが第3の空港になるのか、成田の機能強化になるのかは分からないけれど。
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