【コロナウイルス関連】JR東日本、グランクラス販売中止へ!車内販売もストップ!

新幹線のグランクラスが営業中止へ!

新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、観光・運輸産業は大きな打撃を受けている最中ですが、ここ最近まで目に付いたのは、“航空会社の減便・運休”だった訳ですが、この動きがジワリと陸の方へと動いている感じで、ついにJR東日本は「グランクラス」の営業を一部、取りやめるコトを発表しました。

具体的には、2020年4月9日~5月31日までの期間中、東北・北海道・上越・北陸新幹線のアテンダントによる「グランクラス」の飲食サービスを中止します。

同時に、大部分の新幹線については、「グランクラス」の営業を取りやめるとのコト。

具体的に営業が中止になる「グランクラス」は、以下の路線。

・東京~盛岡/新青森/新函館北斗間の「はやぶさ」
・東京~盛岡間の「やまびこ」
・東京~金沢間の「かがやき」「はくたか」

期間中の発売済み「グランクラス」のきっぷを既に持っている場合は、事前にグリーン車券などへの変更が必要とのコト(グリーン車券などとの差額は払戻)。

但し、全列車の「グランクラス」の営業が中止になるのではなく、仙台駅を始発着としている「はやぶさ」「やまびこ」では、飲食・軽食サービスが、元々なく、サービス内容に変更がないコトから、既に予約済みで切符を持っている場合に限り、予約した座席が利用出来るとのコト。

飲食サービスなどがなくなるから、「グランクラス」も休止と言うコトなのでしょうが、そもそも新型コロナウイルスは、人が密接になる状況がアウトと言われています。

ならば、日本の鉄道の中でも、最も感染リスクが低いのは、隣の席との間隔も広めで、1車両あたりの乗車人数も少ない「グランクラス」の様に思えるのですけれどね(もちろん、必要な間隔がある訳じゃないから、感染リスクがない訳じゃないけれど)。

車内販売・カフェテリアも営業中止!

JR東日本では、同時に、

・新幹線
・在来線特急列車
・普通列車グリーン車

での車内販売の営業の中止も発表になりました。

飲料などで必要なモノについては、予め、購入した上での乗車をアナウンスしています。

また、「サフィール踊り子」では車内販売だけでなく、カフェテリアの営業も中止になり、既に事前にモバイルさビスで注文している商品についても全て取り消しになり、手数料なしでの払い戻しになるとのコト。

詳しくは、コチラから(PDF)。

これら車内サービスの6月以降の営業については、現状、未発表で、今後、別途に告知するとのコトですが、いよいよ鉄道の方にも、ひたひたと新型コロナウイルスに関してのサービス見合わせが広がり始めた形になります。

鉄道業界で言えば、緊急事態宣言が出されたコトで、ルミネなどの駅ビルでの営業休止も発表になっています。

九州新幹線は、定期列車も減便へ!

JR東日本は車内サービスについては、休止を打ち出し、臨時列車などについては、発売見合わせで対応していますが、定期列車に関しては、現状、運休が行われていない状況ですが、JR九州が運行している九州新幹線では、2020年4月6日~5月6日に掛けて、合計93本の臨時列車の運休が発表になっているのに加え、さらに5月31日までに15本を追加で運休するコトが発表になりました。

そして、4月11~26日に掛けては、九州新幹線の定期列車の減便も発表になりました。

具体的に、減便になるのは、4月11・12・18・19・25・26日の以下の列車。

・「つばめ」302/311/332/333/336/337/340/341号

合計で48本の運休になり、臨時列車と合わせると、156本に運休が発生するコトになります。

九州新幹線では、3月に入ってから23日までの鉄道取扱収入が、速報値ベースで対前年の50.3%の71億円と、半減するまでに至っており、今後も新幹線・特急列車に関せては運休を検討中とのコト。

さすがに半減にまでなると、定期列車にまで影響が出て来るのは、仕方がない話なのだとは思いますが、新幹線の定期列車まで減便になって来るとは…

でも、今は堪え時。
振り返った時に、そう言える様になれば良いのですが。

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