FDA、神戸~新潟線を新規開設!全路線でJALとのコードシェアも!

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FDA、神戸~新潟線新規開設へ!

フジドリームエアラインズ(FDA)が、2022年夏ダイヤの初日である3月27日から神戸~新潟線の開設を発表しました。

FDAにとって神戸空港は関西エリアの拠点空港(と言うか、唯一、FDAが就航している空港でもありますが)。

新潟線の開設で、神戸空港発着のFDA路線は、青森・花巻・松本・高知に続く5路線目。
新潟空港発着路線としては、名古屋(小牧)・福岡に続く3路線目で、同日より名古屋(小牧)線も1日2往復に増便されるコトに。

運航開始日|2022年3月27日~

運航スケジュール|
・神戸~新潟線
JH857 神戸18:40→新潟19:55
JH856 新潟16:50→神戸18:10

・小牧~新潟線(増便分)
JH375 名古屋(小牧)14:05→新潟15:00
JH378 新潟20:25→名古屋(小牧)21:25

神戸~新潟線の運航機材は1クラス76席のエンブラエル170(E170)か84席のE175型機。

新潟発も神戸発もやや遅めですが、これがどう影響するのか?と思いつつ、神戸空港発着としての新潟線は他に対抗馬がいないので、勝負できると読んだのでしょうかね?

逆に、ライバルになるのは、伊丹発着の新潟線と言う感じでしょうか。
2022年に新規で就航する予定のトキエアとかが、これに対してどう出てくるのかは気になるところですが。

神戸空港発着路線も増えて来ましたが、神戸を朝方に出発するのは松本線のみ。
市街地からも近い神戸空港なので、朝発便が増えるともっとビジネス利用も増えそうな気がするんですけれどもね。

まぁ、この辺は機材繰りの関係や整備の部分もあるので仕方がないのでしょうが。

FDA運航全便にJAL便名付与へ!

同時にFDAは2022年3月27日から運航開始する神戸~新潟線と、既に運航している名古屋(小牧)~青森・花巻線でJALコードシェア便を設定するコトを発表しました。

青森線は1日3往復。
花巻線は1日4往復の運航。

これによりFDAの路線は全便でJALコードシェア便が設定されるコトに。

なお、JAL側のWEBサイトでの販売は2022年1月26日9:00開始。

今まで少しずつ増えて来たFDA運航のJALコードシェア便。

ただ全便に付与されていない状態だったので、何気にどこの路線でコードシェアが行われているのかが分かりにくかったのですが、これで分かりやすくなりますね。

ってか、FDAの規模も随分と大きくなったけれど、逆にJAL運航便にFDA便名を付与すると言うのはナイのかな?

伊丹発着便などで実現すれば、FDAの神戸便と往路と復路で使い分けて、自分の旅程に合った時刻での搭乗ができると思うのだけれど。

収益的には、まだまだ厳しい?

少しずつ路線を増やしているFDA。

気が付けば北は札幌(新千歳・丘珠)から南は鹿児島まで、路線網を増やして来た感じ。

首都圏には未就航ですが、地方to地方でここまでのネットワークを広げるとは…と言う感じですが、こうなるとまだ未進出の山陽エリアや東北の日本海側などにも就航して欲しいな…なんて思ったりもしますが、コロナ禍では厳しい状態だろうなぁ…と。

貨物の収益もない訳で、ホント、旅客減が直撃している形ですしね。

FDAの場合、鈴与グループによる支援があるのが強みですが、FDA支援のために2021年8月決算ではDES(債務の株式化)を実施し、2008年8月期以来の純損益が赤字になる16億7,300万円の赤字になっていますしね(この決算で62億7,900万円の特別損失を計上したのが響いた形)。

そうした経営環境の中で、ホント、少しずつ翼を広げて行っている感じなのは、素直にスゴイなぁ…と。

地方の元気がなくなって久しい状態ですが、航空業界も羽田to地方だけではなく、地方to地方で結びついて行くコトで、また新しい動きに繋がっていくと思うので、これからも翼を維持して貰いたいモノですが…

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