香港も少しずつ、動き始めた?
現時点で、“ゼロコロナ”政策を放棄していない中国で、まだまだ簡単に往来ができる状態でもナイ感じがありますが、香港に目を向けると、少しずつ動き始めている感じ(それでもまだまだ…って感じではありますが)。
で、香港を拠点にしている「キャセイパシフィック航空」傘下のLCCである「香港エクスプレス航空」(以下、香港エクスプレス)が、少しずつ復便して来ました。
日本路線は既に香港~成田・関空・福岡の3路線が運航再開済みですが、10月からこれらに加えて、那覇・中部線の運航再開が明らかになりました。
詳細は以下の通り。
いずれも夏ダイヤ中の10月29日までの体制。
この先、冬ダイヤではどうなるのか…と言う感じはありますが、ひとまず日本各地と香港を結ぶ路線が戻って来たなぁ…と。
まだ隔離期間はアリ
中国はまだ“ゼロコロナ”政策を維持している国。
上海などでのロックダウンも記憶に新しいですが、現時点でもロックダウンは行われていて、8月20日以降で見ても74都市がロックダウンした。
その中には、大都市もある。
成都・天津・貴陽…
省都も幾つか、ロックダウンが行われ、またその期間が延長されている最中にある。
で、香港はどうなのか…と言うと、とりあえず現時点ではロックダウンなどの措置は行われていない状態。
入国についても、
・PCR検査陰性証明書
・ワクチン接種証明書
・指定検疫ホテルの予約書(3日間分)
・健康申告の入力
の4項目があり、厄介なのは、やはり3日間ですが隔離措置があると言う点(在香港日本国総領事館より|2022/09/09確認)。
いや、それよりも、変更リスクの方が厄介かな?
少なくとも5年に1度の中国共産党大会が10月に開かれる予定だけれども、それが終わるまでは何がどう動くか読めないよなぁ…と。
ただそれが終われば、もしかしたらもう少し、門戸が開く可能性はあるのかな?とも(逆に、より強固な体制を作るためにも、閉じる可能性だってあるけれど)。
香港まではLCCが頑張って欲しい…
日本~香港。
距離の割に、フルサービス型キャリアの航空運賃が高止まりしている区間のようにも思う。
キャセイががっちり市場を押さえているので、競争相手となるべきANAが弱いからなのかな?
ただLCCも運航できる距離感。
キャセイの傘下に入ったと言えども、セールの開催が比較的多い「香港エクスプレス」には、期待したいんですけれどもね。
ってか、「香港エクスプレス」って、抜群のタイミングでキャセイ傘下になったよなぁ…と。
コロナ禍で全便運休していたけれど、キャセイ傘下になっていなかったら、そのまま潰れていたんじゃない?とも思うし、キャセイも青色吐息な状態なので、コロナ以後だったら買えなかったでしょうしね。
コメントを残す