JR東日本・西日本の決算予報、合計で6,500億の赤字

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JR東日本・西日本、決算予想発表!

JR東日本と西日本が、相次いで2021年3月期連結業績予想を発表しました。

どちらもコロナ禍による影響で、鉄道利用者の激減が響いており、赤字転落するとの見通しを示した内容となっています。

JR東日本は、4,180億円の赤字予測で、これは民営化後では初となる通期での最終赤字。

JR西日本は、2,400億円の赤字予測で、こちらは過去最大の最終赤字となる見込みで、両者だけで6,500億円の赤字予測。

売上高(営業収益)と営業損益の予測、以下の通り。

  売上高 営業損益
業績予報 前年同期比 業績予報 前期実績
JR東日本 1兆9,300億円 ▲34.5% ▲5,000億円 3,808億円
JR西日本 9,200億円 ▲39.0% ▲2,900億円 1,606億円

JR東日本は、近距離収入が8月の時点でも前年度比43%減。
これが2021年3月時点で15%減にまで持ち直していき、収入としては回復して行く見通しを示しているが、新幹線などの中長距離路線での収益の回復が遅れている状況であり、大幅な最終赤字予測になっている。

JR西日本も、近距離の在来線は2021年3月までには30%減程度にまで戻る見通しであるとしたが、新幹線の利用については前年度比で40%強の減にまでしか回復しない見通し。

共に、人件費削減・設備投資の抑制などのコスト削減を目指し、終電時間の繰り上げなども行い、対応を進めて行くとの考え。

終電繰り上げについては、コチラも参照↓
JR東日本も終電繰り上げへ!
JR西日本、終電などの繰り上げを決定!

J西は、春闘妥結後のボーナス見直しへ!

さらにJR西日本は、一連の業績悪化を受けて、冬のボーナスに相当する年末手当の支給額の見直しも実施する考え。

既に、西日本旅客鉄道労働組合とは、見直しに向けた覚書の締結を行っており、今後、減額幅などの詳細が話し合われるコトになります。

今年の春闘の妥結内容は、夏・冬でそれぞれ2.69ヶ月分の支給であるが、労使合意後にボーナス額を見直すのは、現行の決定方法になって以降は、初めてのコト。

業績反映方式であるならば、納得ではあるが、今年の春闘は、コロナ禍後の話であり、会社側の想定が甘かったと言える話であり、労使で合意したモノがひっくり返されると言うのは、JRのような大きな会社ではあまり例を見ない様には思う。

こうした中でも、定時・安全運行に務めている現場職の方々には、頭が下がる思いだけれども、組合側としては、これで良いのか?と言う気がしなくもない。

いや、それだけの巨額赤字と言う話なのだろうが。

「台風19号を始めとした自然災害による被害が次年度以降の経営に一部影響を与えるモノとして認識しており、新型コロナウイルス感染拡大による影響も不透明である」と、今年の春闘の時点でも経営悪化は避けられないと言うのは、判明していたのでしょうがね…

まぁ、団体交渉の1回目は、2月中旬以降。

さすがにその時点で、このコロナ禍を予測するのは、無理な話か。

今後の展開は?

それにしても、鉄道業界って、不況でもそこまで影響を受けにくい産業のように思っていたけれど、改めてこうした災害には弱い産業なのだな…と、実感である。

JR東日本・西日本がどう言う方向性に舵を切って来るのか。

脱・鉄道。
それでもエキナカや駅周辺ビジネスなのか、それとももう駅やエリアに関係のない様な動きになるのか。

JR東日本は千趣会との資本提携に動いたコトが発表になり、筆頭株主に躍り出たコトを考えると、脱・鉄道ビジネスへと舵を切りそうな気はするけれど、どこまで本腰を入れて行くのだろうか…

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