ジェットスター・ジャパン、成田〜旭川線を新規で開設へ!

久々の新路線開設!

LCCの「ジェットスター・ジャパン」が、2023年12月15日から成田〜旭川線を新規で開設するコトを発表しました。

1日1往復での運航。
現在、旭川空港は、日系LCCの路線が皆無なので、今回の「ジェットスター・ジャパン」の路線開設で、待望のLCC就航と言うコトになります。

運航スケジュールは、下記の通り。

ジェットスター・ジャパン|成田〜旭川線運航スケジュール
  • GK801 成田09:25→旭川11:20
  • GK800 旭川12:00→成田13:50

「Starter」運賃で、片道5,590円〜38,190円。
この他に支払い手数料・空港使用料などが別途必要になります。

就航記念セールとして、2023年9月12日17:00から、往復予約で復路が98円になるセールを開催。
98席限定で、曜日限定価格。
対象搭乗期間は、2023年12月16日〜2024年2月8日(12月17日〜1月9日はセール対象外)。

 

ようやく拡大モードに舵を切る?

既に「ジェットスター・ジャパン」は新千歳に乗り入れているので、これで北海道の就航都市は2都市目と言うコトに(新千歳線は成田・関空発着なので、路線としては3路線目)。

また国内16都市目の就航地になるほか、成田発着のジェットスター・ジャパンの国内線は14路線目と言うコトに。

コロナ禍以後、路線網の整理・縮小を行い、その後、旅客の戻りと共に新路線の開拓などは行われていなかったので、ようやく「ジェットスター・ジャパン」が、動き出した感じ。

ただ1日1往復。
しかも旭川発は正午。

それを考えると、必ずしも使いやすい運航スケジュールという感じもしないけれど。

成田から出発する分にはそこまで不便じゃないけれど、旭川発の旅程だと、帰路の成田発が朝だけですしね。

まぁ、旭川は北海道第2の都市ですし、底堅い需要はあると思うので、今後の拡大に期待したい気はありますが、そもそも「ジェットスター・ジャパン」はこれからどう拡大するイメージなのかが、あまり伝わってこない。

JALとしては既にグループ内にZIPAIRを立ち上げているから、中距離国際線はZIPAIRが担当する話になる。
中国への国際線は、スプリング・ジャパンがある。

事業領域を被らさずに共存しようとすると、進出できる路線と言うのが、限られてしまっている状態。

もちろん、「ジェットスター・ジャパン」とZIPAIRを比べると、機材が小さく小回りが利くのは「ジェットスター・ジャパン」の方だが、JALとカンタス航空との合弁事業と言うコトもあって、今ひとつ、今後の動きが見えていない気がするLCCだなぁ…と。

国際線のシェアも上げていくべきだが…

再拡大に動くとしたら、国際線だろう…と思っていたのですが、新路線は旭川線。

この辺りも、ちょっと謎だなぁ…と言う感じ。

まぁ、他社が入っていないし、攻めやすいと言うのはあるのでしょうが、それにしても「ジェットスター・ジャパン」は国際線網が弱すぎる気もする。

対抗する「ピーチ」と比べても貧弱。
さらに続々とLCCの日本路線が生まれている中で、今の路線網では太刀打ちできない気もするけれど。

収益がしっかりと確保できているのであれば、それでも良いと思うけれど、そうでないのならば、そろそろ国際線網の拡充を視野に入れて欲しいモノだなぁ…と。

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