【ビザ情報】シエラレオネ、アライバルビザを解禁!

西アフリカのシエラレオネ、アライバルビザを解禁!

9月27日以降にサウジアラビアの観光ビザが解禁になると言う話が出回っていて、その真相を早く知りたくて仕方がない訳ですが、サウジの観光ビザ解禁は、この1,2年、話題には出て来るんですが、全く進展がない状態なので、どこまで期待して良いんだろう…なんて思ったりも。

とりあえず早く公式な情報が出てくれればいいのですが…

で、今回の記事はそんなサウジアラビアには関係のない話なのですが、シエラレオネが2019年9月5日からアライバルビザの発行を開始したコトを発表しました。

しかも発表と同時に即座に施行と言う素晴らしさです。

で、シエラレオネってどこ?と言う方も多いかと思いますが、アフリカです。

リベリアの北西側。
ギニアの南側。

つまりは西アフリカです。

西アフリカと言えば、未だに日本のパスポートだとビザ地獄なエリアな訳で、そんな場所でアライバルが解禁になると言うのは、ビックニュースでしかありません。

しかも…です。

公布と施行が同時と言うアフリカらしからぬ即座な動きです。

シエラレオネのアライバルビザ情報は、こんな感じ

今回、公式に解禁になったシエラレオネのアライバルビザですが、発表された公式情報の詳細から対象国やビザ費用を見てみると、こんな感じになっています。

シエラレオネのアライバルビザ、対象国と費用

アライバルビザ対象国■
・イギリス
・EU圏
・アメリカ
・イギリスの旧植民地のコモンウェルス諸国
・UAE/サウジアラビア/バーレーン/カタール/クウェート/オマーン
・ブラジル
・ロシア
・インド
・中国
・南アフリカ
・イラン
・カンボジア
・ベトナム
・シンガポール
・インドネシア
・タイ
・トルコ
・日本
・韓国
・ノルウェー
・イスラエル
・ボリビア
・東ティモール
・マカオ
・サモア
・ツバル

アライバルビザの費用■
日本は80US$。
その他の国の詳細を見てみると、ECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)加盟国は無料。
アフリカ連合加盟国が25US$。
その他の国が80US$。

公式のニュースにおいても、これぐらいしか情報が出て来ておらず、出入国地点についての記載がナイので、空路だけでなく陸路でも大丈夫と言う形にはなりそうですが、陸路での入国ポイントが限定される可能性は否定出来ないかと(この辺りの情報はまだ出て来ていないのが現状なので、何とも言えない感じがしますが)。

シエラレオネ、アライバル解禁の理由は?

今回のアライバルビザの解禁は、シエラレオネへは2013年に81,000人の外国人訪問者を記録したのが、エボラの流行で2014年には半減になってしまい、それ以降、伸びておらず、どうにかして改善させたいと言うのが狙いの様です。

そもそも2013年の81,000人が、西アフリカにおいて多いのか少ないのか…と言う判断すら出来ないですけれども、確かにエボラの流行は、元々そこまで多くはナイ外国人の訪問者を、減少させるには大きな要因だったのでしょうね。

で、解禁になって国に「ボリビア」「東ティモール」「マカオ」「サモア」「ツバル」って?

どう言うコト?
そんなに繋がりがありましたっけ?

アライバルビザを解禁しても、そこまでこれらの国からの訪問者が増えるとは思えないんだけれど…と言う突っ込みを入れたくもなります。

シエラレオネの観光スポットは?

シエラレオネで観光…
“比較的”メジャーな所で言えば、「アウタンバ・キリミ国立公園」でしょうか。
元々はチンパンジーの保護区域として制定されている場所ですが、その他の動物も見るコトが出来ると言うスポット。
世界三大珍獣と言われているコビトカバに出会える可能性がある国立公園だったりもしますが、そもそも乾季は良いのですが、雨季はやや観光するには厳しいと言う情報があったりも。

一番有名なのは、やっぱり“ダイヤモンド”。

シエラレオネが停滞したのは、1991年から10年間以上も政府軍と反政府軍との間で、内戦が起きたコト。
この内戦で医療・教育・交通などのインフラや生活が破壊するコトになってのですが、内戦の原因は、ダイヤモンドとそれを巡る武器取引な訳ですが、現状、気軽に観光できそうなダイヤモンド鉱山がナイと言うのが、残念な所。

その他にも、奴隷貿易の遺跡であったり、ビーチがあったりするシエラレオネ。

まぁ、日本人に知られた観光地がある訳じゃないのですが、単に知られていないだけで、山に海に…と、スポット自体は存在している国だな…と。

でも個人的には、首都であるフリータウンに行ってみたいんですけれどもね。

だって“フリータウン”ですからね。
何だかいい感じが無条件にしてしまうんですよね。
元々は、奴隷制度廃止主義者たちが、“自由の国”をスローガンにしたイギリスの解放奴隷の黒人らによるシエラレオネへの入植計画が始まったコトが発端の様ですが、ともかく名前が気になっちゃうんですよね。

*上の写真はフリータウンには関係のない場所ですが…



陸路では既にアライバルで取得可能だったけれど…

って…

その前に、今までもボーダーで取れていたと言う情報もあったんですけれどもね、陸路では。

周辺諸国であれば、セネガルのダカール(60,000CFA=約12,000円)やギニアのコナクリ(100US$)で取れていたのですけれども、ボーダーのパメラップだと90US$と取得したと言う情報があったのですが、これはイレギュラーでイリーガルだったんでしょうか…

まぁ、空路で入る場合も今回のアライバルでビザが取得出来る様になると言うのは、大きいですし、今回のアライバルが空路での入国限定だったとしても、そもそも陸路で入る際もアライバルが取れているみたいなので、これでどこから入国してもアライバルが取れると言うコトになります。

因みに、今まで、日本にいながらオフィシャルから自力で取得しようとすると、英国ビザ申請センターで申請をしなくてはいけなかったのですが、これが、何日間で発行されるか分からず…とかなりの不評状態だったと言うシエラレオネ。

それを考えると、公式にアライバルビザが解禁になったと言うのは、大きなニュースですね。

「日本のパスポートは強い」。

そう言われて久しいと思いますが(個人的に世界一強いかと言われたら、即座に否定しますが)、唯一、弱いのが西アフリカ~中部アフリカのエリア。

シエラレオネに続いて、アライバルビザが解禁になる国がもっと出て来ると有り難いモノですが。

いや、そもそも西アフリカ5カ国ビザとか、復活しないのかしら。
まぁ、現在、観光客が入れる状態じゃない国も多いけれどもね。

そして、何よりとりあえず、西アフリカに日本から行こうとすると、航空券が高いのがネックなんですよね…
スカイスキャナーで調べてみても、やっぱりスグに手が出せる金額じゃないと言うのが、最大級にハードルが高い。
しかも宿もそんなに安宿がないですし(因みにフリータウンには日本人の方がオーナーの宿があったりしますけれど)。
さらにビザ代も掛かるし、未だに賄賂が蔓延る場所も多いですし…

とりあえず、今回のアライバルビザ解禁は朗報ではあるんですが…

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