パリ・ミュンヘンも1日1往復に!
ANAが、2024年度のグループ航空輸送事業計画を発表しました。
これによると、開設予定だったがコロナの影響で止まっていた路線の新設などが盛り込まれており、特にヨーロッパ方面の路線が強化される感じ。
- 新規開設
・羽田~ミラノ
・羽田~ストックホルム
・羽田~イスタンブール - 運航再開
・羽田~ウィーン|週3往復・8月1日~
・成田~香港|週3往復 - 増便
・羽田~北京|1日2往復化・3月31日~
・羽田~上海(浦東)|1日2往復化・3月31日~
・羽田~青島|1日1往復化
・羽田~ミュンヘン|1日1往復化・7月1日~
・羽田~パリ|1日1往復化・7月1日~
・成田~バンコク[AirJapan]|1日1往復化・4月30日~ - 減便
・成田~上海(浦東)|羽田へ増便の上、移行 - 運休
・成田~北京(羽田へ増便の上、移行)
・成田~広州
・成田~パース
新規開設になる羽田~ミラノ・ストックホルム・イスタンブール線は、下期での開設予定で、現時点では開設時期ならびに運航スケジュールなどは未発表。
また成田~パース線は、ひとまず運休するモノの2024年度ウィンタースケジュールから運航を再開する予定とのコト。
ひとまず止まっていた路線が、これで全て動き出すのかな…と言う感じがしますね。
一気に欧州線が豊富に!
ANAのヨーロッパ方面路線は、現状、
・羽田~フランクフルト(1日2往復)
・羽田~ロンドン・ヒースロー(1日1往復)
・成田~ブリュッセル(週2往復)
・羽田~パリ(現行は週3往復)
・羽田~ミュンヘン(現行は週4往復)
と言う路線網ですが、そこにウィーン・ミラノ・ストックホルム・イスタンブールが入ってくると言う感じになり、一気に路線網が広がっていく形になりますね。
ウィーンはオーストリア航空、ミラノはITA、ストックホルムはスカンジナビア航空、イスタンブールはターキッシュエアラインズが拠点にしている空港なので、その先へのコードシェアなんかも、今以上に構築されて行くコトになりそうなので、これはかなり楽しみ。
逆に、これらの路線が全て開設されると、日本~欧州間でもかなりJALと差が開く感じになりそう。
JALのヨーロッパ線は、現状、ロンドン・パリ・フランクフルト・ヘルシンキぐらいしか路線がないですからね。
しかも加盟するワンワールドの拠点に乗り入れていないのも、既にマドリードぐらいですから、今後、なかなか路線網も拡大しなさそうですし、あったとしてもウクライナ紛争が終結したのちに、運休しているモスクワ線が復活するぐらいしか、今のところ、見込みがなさそうだし。
逆に、JALとしては、現状の路線は確かに効率がよさそうですが、もうちょっと拡大して欲しい感じもしますね。
ターキッシュとの提携が進むのかどうか?
ようやくの始動。
ただまだ燃油は高いまま。
それに連動して、燃油サーチャージも高いままなので、まだまだヨーロッパへの旅は、高嶺の花と言う感じ。
しかも為替も円が激弱ですからね。
元々、物価が高めの国が多いのに、燃油サーチャージ+為替…で、なかなか気軽にヨーロッパ!と言う感じにはならないかも知れないけれど、ひとまずは朗報ですね。
個人的には、ターキッシュエアラインズとどう組んでいくのかは、気になるところではあります。
JALはドーハに就航するコトで、カタール航空との提携も進化してその先へ飛びやすくなりますが、ANA+ターキッシュも同様になるのかどうか。
どうなんでしょうね。
そう言った部分を含めて、運航スケジュールや開設日が発表になるのを、待ちたいところですかね。
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