阪急、座席指定サービスの名称は「PRiVACE」に!車両は中央1ドア車!

そう言えば、すっかり通勤電車や混雑ってのも、元に戻りましたね。
あと何年か過ぎたら、「コロナ禍」って何だったんだろう…って話になりそうなぐらいだけれど。

阪急の座席指定サービス名はPRiVACE!

関西大手私鉄の「阪急電鉄」が計画している、同社初となる座席指定サービスの導入ですが、少し情報がアップデートされました。

まず、サービスの導入は2024年夏頃の予定。

そして座席指定サービスの名称が「PRiVACE」(プライベース)になるとのコト。

またサービスの専用Webページが新設されました。

「PRiVACE」は、京都線に導入予定の新型特急車両2300系と主に特急車両で使われている9300系のそれぞれ大阪方4両目に設定し、専用Webページから予約して使えるようになるサービス。

導入当初は、1時間当たり2~3本でのスタート。
その後、順次、編成を増備し、2025年には1時間当たり4~6本での運行に拡大されるとのコト。

現時点でサービスが導入されるのは、

・特急
・通勤特急
・準特急

の3種別。

まずは2300系は1編成のみがフル編成で増備。
それと並行してこの「PRiVACE」対応の車両のみを増備して行き、9300系に組み込みサービスを実施する模様。

車両自体は、詳細は公表されていませんが、中央1ドア車となり、デッキが設けられるコトが明らかになっています。

コンセプトは、「日常の“移動時間”を、プライベートな空間で過ごす“自分時間”へ」。

短いですが、動画も発表になっています。

 

 

中央部の1ドア車が導入に!

まだまだスペックやサービス内容、座席指定料金など、未発表な感じも多いですが、導入の仕方としては、先行して導入されている京阪と同様な感じがしますね。
ただ同じ様に1ドア車でも、京阪は車端部にドアが設けられたのに対して、「阪急」はまさかの中央ドア。

ホームドアとの関連性もあるし、中央1ドア車の方が、その後、改造がしやすいのかも知れませんが、ちょっと思い切った配置ですね。

また入ってスグに左右に乗客が分散されるので、途中駅でもスムーズな乗車が実現しやすいのかも知れませんね。

ただデッキが中央部に設けられると言うコトで、車内に入ってしまうと、やや狭さを感じる結果になるのかも知れないけど。

プレスリリース内に、ちょっとだけ車内の様子が出ていますが、通路がやや片寄せになっているので、1-2列の配列っぽいですね。

また車いすスペースか大型荷物スペースのどちらかが設けられるのかな?と言う感じ(多分、車いすだと思うんだけれど)。

ただ読み取れるのもそれぐらいですかね。

選択肢ができるのは、喜ぶべきか…

車両面については、定評がある「阪急」が手掛ける初の座席指定サービスと言うコトで、かなり期待度が上がってしまう訳ですが、果たしてどこまで利用があるか。

まぁ、通勤時間帯などの利用はあるでしょうが、全日を通すと、どれぐらいを想定しているんだろうなぁ…とは。

一応、京阪の事例がありますが、「阪急」の方が所要時間も短いですし…

ただこうした座席指定サービスだと、有料特急と異なり、別途料金が掛からない既存の自由席も利用できる訳ですし、自分が選択できると言うのは、嬉しい限りですね。

関東だとラッシュ中、デュアルシートを採用した座席指定サービスは広まって来たけれど、東急のQ-SEAT以外は、全席指定になってしまうので、選択ができないですしね。

ただその分、増車がなされる訳じゃないから、自由席となる既存車両には混雑のしわ寄せが行くのは、間違いなさそうですが。

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