タイ、出入国カードの廃止されるかも?

タイの出入国カードが廃止に?

タイを訪れる際に必須になっていた出入国カードの廃止が政府関係者の話として挙がっているとの報道が出ています。

横に細長いカードが特徴的なタイの出入国カード。
T.M.6(トー・モー・ホック)と呼ばれていて、2017年に書式が現在のモノに変更になったばかり。

その際も廃止の議論がなされていましたが、結果的に廃止になったのは、タイ人のみが対象になり、外国人は提出の義務がなされたままでした。

今回、廃止になる可能性が出たと言うのは、出入国の簡素化と言うのもありますが、タイを訪問する外国人は毎年、増える一方で、保管が大変な上に、提出されたカードの情報が利用されるコトがほとんどなかったと言うのが理由の様です。

何とも本末転倒な感じの理由で、“やっぱりタイらしいなぁ…”なんて、ついお思ってしまいましたけれどもね(笑)。

また同時にタイに在住する外国人は90日ごとに入国管理局に居住地方補国の届け出が義務付けられていますが、スマフォで4度タップするのみでそれが行える様にすると言う点と、T.M.30と呼ばれるホテルやアパートのオーナーが外国人を宿泊させた際に24時間以内に入国管理局に届出をする制度については、アプリで簡単に届出が可能になるとのコト。

こちらは一気に便利になると言う感じがしますね。

自動化ゲートは現時点では日本人は対象外

既に東南アジアの国々では、ベトナム・マレーシアとインドネシアで出入国カードが廃止されている他、シンガポールでも数度の出入国の場合は、事前に申請するコトで電子入国カードの利用が可能になっていたりしています。

タイも自動化ゲートが稼働し始めているので、本来ならば、出入国カードだけでなく、自動化ゲートの対象が拡大されるとより嬉しい感じはしますが、タイの場合、自動化ゲートの利用は、現時点では、香港やシンガポールは対象になりましたが、日本人は対象外のままです。

タイのイミグレ(特にバンコク)は、タイミングによっては長蛇の列が出来ているので、出入国が簡素化されると言うのは、有り難い話ではあるのですが、やっぱり自動化ゲートを利用出来る様になるまでは、根本的に出入国の列には並ばなければいけない訳で、ちょっとだけ簡素化されたと言うだけの話で終わってしまいますけれどもね。

一抹の寂しさと、手軽さへの期待と。

ただ個人的には、ボクがタイに訪れた時からあるこの横長の出入国カード。
それがなくなるのかぁ…と、一抹の寂しさすら感じますね。

まぁ、慣れてしまえば、そんな出入国カードがあったコトなんて、きっとスグに忘れてしまうんでしょうけれども(笑)。

特にボクの場合、出入国カードって、どうも苦手。

そもそもこれだけ旅に出ているのにも関わらず、英語が不得意中の不得意。
出入国カードですら、たまに何をどう書いて良いか分からなかったりするので、30歳前ぐらいまでは職業がずっと“学生”になっていたぐらい…(笑)。

英語ですら分からないのですから、フランス語とかロシア語で書かれた出入国カードなんて、ホントにお手上げだったり…と言うコトで、未だに大の苦手。

しかも機内で配られる場合は、寝てしまって貰らい損ねると言うケースも多々ありますしね。

なので、出入国カードの廃止が議論されると言うのは、寂しさもありますが、やっぱりそれよりも嬉しさと手軽さが勝りますね。

そう言えば、タイの出入国印もデザインが変わって、今までは入国時は長方形・出国時は三角形のスタンプでしたが、入国時は旗型・出国時は楕円形へとこの4月から変更になったとのコト。

何だか色々と変わって来ましたね、タイも。

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