JAL、サーチャージを2月分から値上げへ!
JALが2019年2月1日~3月31日までの燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)の引き上げを発表しました。
これは2018年10月~11月ん位かけてのシンガポールケロシン市況価格の平均から取られている訳ですが、この2ヵ月間の平均は、1バレル当たり89.37ドル。
これを円換算すると、10,105円になりました。
さらに、これを適用条件に当てはめてみると、10,000~11,000円の「Zone E」が適用されると言うコトで、現状はもう1段階下の「Zone D」なので、引き上げられるという形になりました。
まぁ、実際、市況価格自体は、そこまで変化はなかったりする。
どちらかと言うと、市況の変動と言うよりは、為替の変動を受けたという方が正しいのかも知れませんね。
因みに、この2ヵ月以降は、市況的には低迷する形なので、これがひとまずの山なのかなぁ…と言う気はしますが。
[amazonjs asin=”B009620BH0″ locale=”JP” title=”トミカ 787エアポートセット (JAL)”]サーチャージだけで、かなりの金額!
さて、具体的にどれぐらいになるのか。
それが気になるところかと思います。
日本からだとグアムや近距離アジアで、片道5,000円。
いや…
もうおいそれと海外旅行に行けなくなるレベルだなぁ…と、つい思っちゃいます。
タイだって片道8,500円ですからね。
往復するコトを考えると、非常に痛い出費。
具体的に現状と比べてみると、こんな感じ。
2019年1月まで | 2019年2月以降 | |
韓国・極東ロシア | 1,000円 | 1,500円 |
上記以外の東アジア | 3,500円 | 4,500円 |
グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・ロシア(イルクーツク) | 4,000円 | 5,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア・ロシア(ノボォシビルスク) | 6,500円 | 8,500円 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 8,500円 | 11,000円 |
北米 | 14,000円 | 17,500円 |
中東 | 14,000円 | 17,500円 |
ヨーロッパ | 14,000円 | 17,500円 |
オセアニア | 14,000円 | 17,500円 |
ってか、何度となく思うけれど、JALのこの距離区分の意味が、今一つ、分からなかったりします。
北米と中東とヨーロッパとオセアニアが同じ価格帯で、それ以外は、案外、細かく設定されているのは、どうしてなのでしょうね。
そして、その欧州や北米なのどの遠距離便に乗ると、片道17,500円のサーチャージ。
いや~。
もう手が出ないでしょ、コレ。
往復すると、1人でも35,000円ですよ。
家族なんかで行こうとしたら、サーチャージだけで一体、幾らになるのやら。
ってか、それだけあったら、LCCでアジア往復出来るやん…
考えただけでも恐ろしいです…
早く、原油価格が下がるコトを祈りたい所ですが、さすがに一気には下がらんだろうな、もう、ここまで来たら。
そして、とりあえずJALに搭乗する予定がある方は、値上がりする前に、購入すべき~ですかね。
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