カタール航空、関空線の運航を再開へ!
中東のカタールを拠点にするカタール航空が、関空~ドーハ線の運航を、2020年4月6日から再開するコトが発表になりました。
カタール航空の関空線は、2005年3月31日に就航した路線ですが、2016年3月31日に運休していましたが、それから約4年程度での運航再開と言うコトになります。
再開後は、ビジネスクラス36席・エコノミークラス247席の2クラス合計283席のエアバスA350-900型機での運航。
当初は週5往復での運航となるが、2020年6月23日以降は、週2往復が増便され毎日運航に切り替えるコトも発表されています。
運航スケジュールは以下の通り。
QR803 関空22:30→ドーハ04:50(翌日着)月・水・金・土・日運航*1
QR802 ドーハ02:10→関空17:50月・水・金・土・日運航*1
*1:2020年6月23日以降は毎日運航
カタール航空の日本路線は、東京(羽田・成田)に続く3路線目と言うコトになりますが、ドーハからの乗り継ぎ需要に対応する為に、関空発が夜便で仕事帰りでも十分間に合うスケジュール。
ドーハへの到着が早朝なので、それからの乗継も便利なスタイルになっています。
逆に復路のドーハ発も深夜で各地からの乗継に支障がない時間帯ですし、関空着も遅すぎないので、次の日に支障が出ないと言うのは、嬉しい所ですね。
カタール航空はドーハ~ヨーロッパ路線も充実しているので、ホントにこれで一気に関空~ヨーロッパが近くなります。
またアフリカ諸国への路線も多いので、かなり便利になる感じがしますね。
関空~ヨーロッパ線の開設・再開が相次ぐ!
関空発着の長距離路線と言えば、最近、路線開設・再開が相次いで発表されています。
関空はLCCの就航は隆盛を極めていますが、フルサービス型の航空会社や長距離路線が非常に弱かったのに、一体、何があった?と言う風にすら思えてしまいますが。
具体的に見てみると…
・スイスインターナショナルエアラインズ:関空~チューリッヒ 2020年3月1日開設予定
・ターキッシュエアラインズ:関空~イスタンブール 2020年4月1日運航再開予定
スイスインターナショナルエア、関空線開設へ!
スイスを代表する航空会社の1つであるスイス・インターナショナル・エアラインズ(以下、LX)が、関空~チューリッヒ線を、2020年3月1日から開設するコトを発表しました。 LXの日本路線は、現在、成田~チューリッヒ線1路線のみなのですが、これに関空線が加わり、2都市目と言うコトになります。 スケジュールは以下の通り。 LX163 関空10:45→チューリッヒ15:45(月・火・木・土・日曜運航)
と言う路線が既に発表されているので、今回のカタール航空のドーハ線の運航再開はこれらに続く路線と言うコトになります。
これで関空発着の欧州・中東方面への長距離路線は、
行先 | 航空会社 | 便数 | 備考 |
アムステルダム | KLMオランダ航空 | 1日1往復 | |
パリ | エールフランス | 1日1往復 | |
ミュンヘン | ルフトハンザドイツ航空 | 1日1往復 | |
ロンドン | ブリティッシュエアウェイズ | 週4往復 | |
ヘルシンキ | フィンエアー | 週10往復 | |
ドバイ | エミレーツ航空 | 1日1往復 | |
チューリッヒ | スイス航空 | 週5往復 | 2020年3月1日~ |
イスタンブール | ターキッシュエアラインズ | 週4往復 *2 | 2020年4月1日~ |
*2:2020年6月8日以降は週5往復運航
と言う状態に。
関空は“長距離路線に弱い”と言われていたのがウソの様で、何だかここ数年で一気に増えたなぁ…と言う印象に。
逆に、路線が多くなりすぎて価格競争が起きる→単価が下がる→採算性が悪くなる→運休にならないか…とすら思っちゃうレベルですね(笑)。
関空からJALのマイルもより貯めやすく!
カタール航空はJALと同じワンワールド加盟航空会社なので、JALでマイルを貯めている関西在住の方には、かなりの朗報と言うコトにもなりますね。
関空はJALの国際線が4路線のみと、ホントにごく僅かですが、同じワンワールドに加盟しているブリティッシュ・エアウェイズ運航のロンドン線・フィンエアー運航のヘルシンキ線と個別提携をしているエミレーツ運航のドバイ線に続いて、カタール航空となれば、大体のヨーロッパとアフリカには行けるコトになりますからね。
しかもカタール航空は、サービスにも定評がある航空会社なのが嬉しい所。
カタールとサウジアラビアとの断交後は、中東路線が減ってしまった感じはありますけれども、それでも路線網はまだまだ手広く健在ですしね。
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