能登空港、復旧工事開始!自衛隊優先で旅客利用は最速で25日以降に!

能登空港、復旧工事開始!

2024年1月1日に最大震度7を観測した能登半島近辺で起きた地震。

能登で発生した震災で交通網が寸断!運行再開見込みは?|2024年1月2日

まだまだ交通網に影響が残っていますが、こう言う有事の際に、比較的、早期に運用が再開されるのが空路。

ただ今回の地震では、被災地に最も近い石川県輪島市の「能登空港」が滑走路に深さ約10cm、長さ10m超のひび割れが複数個所で発生しており、現在も不通になっている状態(救援物資などを輸送するヘリコプターに関しては、1月2日から運用が再開されている状況)。

この仮復旧工事が1月5日よりスタートしました。

まずは、自衛隊機の発着が可能になるように復旧工事が進められるとのコト。
その後、旅客機の発着も可能になる見込みだが、現時点で、旅客機の運用再開は、ターミナルビルについても破損が確認されている状態で、1月24日までは難しいとの判断で、早くても1月25日以降になる見込み。

被災前までの「能登空港」の旅客便は、羽田空港を結ぶ定期便がANAにより1日2往復、運航されていました。

 

七尾線・のと鉄道は復旧見通し立たず

のと鉄道・JR七尾線は見通し立たず

能登半島をめぐる交通網で言えば、七尾(石川県七尾市)~穴水(穴水町)間33.1kmを結ぶ第3セクターの「のと鉄道」もあるが、こちらも現在、七尾駅のホームが損傷するなど、運転再開のめどが立っていない状態。

またJRの七尾線も高松~羽咋間で設備に被害が出ており、こちらは約2週間以上、復旧までに時間が必要な状態。
さらに羽咋~七尾・和倉温泉間は、まだ現場の状況も分かっておらず、運転再開の見込みが立っていない段階だったりしますが、国土交通省は、鉄道調査隊を1月9日も「のと鉄道」に派遣し、まず現地の調査を行い、復旧を支援する計画。

能越自動車道は一部区間で通行止め継続

高速道路・有料道路を見ると、能越自動車道は七尾IC~七尾城山IC間が通行止め。
またのと三井IC~穴水IC間も通行止めが続いています。

のと里山街道は、穴水IC~徳田大津IC間が通行止め。

国道ならびに県道も輪島・珠洲市を中心に土砂災害や陥没が確認されており、通行止めが相次いでいますが、1月7日から当面の間、のと里山街道県立看護大IC~徳田大津IC間(下り線能登方面)と田鶴浜堀松線徳田大津IC~大津交差点については、緊急車両・災害応急対策車両・被災地支援物資搬送車両などの災害対策車両のみ通行可能な装置が取られています(そのほかの車両につていは、国道159号線の利用)。
災害対策車両については、緊急通行車両の表彰などがなくても通行が可能。

余震活動はまだ続くが…

災害発生から早くも1週間が経過。
まだまだ余震活動が活発に起きている状態で、予断を許さないタイミングではあるが、少しでも交通網が復旧して、救援物資がより多くの人にスムーズに届くようになって欲しい…と言うのを願わずにはいられない。

こうした中で、被災地で踏ん張っている方々。
復興に向けて奮闘している方々には、ホントに頭が下がる。
2次被害が出ないコトを願いつつ、自分ごときに、今、何ができるのか。
それを考えつつ、日ごろの防災意識を高めていくしかない。

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