JR夏の予約は、前年2.5~3倍に!
コロナ禍の第7波が襲来中で、かなり感染者数が上がって来ている状況で、夏休みに入った今年の夏。
久々に行動制限要請が掛かっていない状況での夏!と言うのは(一部、高齢者に対しては自粛の声掛けを行なっている自治体もありますが)、ホントに久しぶりで、それなりに人が動くことが予想される訳で、全国各地の行楽地は活気に溢れそうな感じもしますね。
感染者急増。
でも行動自粛要請ナシ。
そんな状況下での夏ですが、JRグループ6社が、2022年のお盆期間に運行する列車の、指定席の予約状況を発表しました。
2022年8月10~17日の8日間における7月25日時点の指定席予約数をまとめると、こんな感じ(一緒に、コロナ禍前のちょっと古い数値にはなりますが2018年度比の状況もプラスしてみます)。
座席数 | 対前年度比 | 対2018年度比 | |
予約可能席数 | 790万席 | 129% | 103% |
予約席数 | 173万席 | 269% | 60% |
新幹線予約可能席数 | 536万席 | 124% | 99% |
新幹線予約席数 | 140万席 | 277% | 61% |
在来線予約可能席数 | 254万席 | 139% | 111% |
在来線予約席数 | 33万席 | 239% | 57% |
路線などによっても若干の際はありますが、基本的に予約のピークは、下りが8月11日・上りは8月14日と見られ、ピーク日でもまだ座席には余裕があるとのコトですが、鉄道各社・路線によってもバラツキはありますが、前年度と比べると、約2.5~3倍の予約数。
まだお盆期間まで若干の日数があるので、今後、間際に向けて予約が増えて行くコトは容易に予想ができる状態なので、この期間に旅行を考えている方は、早めの予約が吉と言えそう。
約3倍。
これはかなりの伸び率。
実際、JR東海の東海道新幹線で見ると、期間中の予約席数は現状、約73万席になっており、これは去年と比べると326%と大幅に増えていると言うコトになる。
ただそれでもコロナ禍以前と比べると、全然…と言うような状況ではありますが、ひとまず、需要減に喘いでいた交通機関にとっては、久々の活況と言える夏になりそうな感じですね。
タイミング集中型の旅、再び…?
まぁ…
感染者数が増えている中で、こうして一極集中のタイミングで需要が集まると言うのが吉なのかどうか…と言う気はします。
結局、日本はコロナ禍でもあまり変わらなかったと言うコト。
「多様な働き方」
とかも、ホント、ごく一部だったと言うコトなのだと。
旅行に出ると言うコトで、感染を拡大させる可能性があるかどうか。
それは素人からすればどれだけあるのかは分からない。
少なくとも、自宅でのんびりしているよりかは、感染拡大の可能性はあるのは確かだけれども、都心部に毎日働きに行っている方が、感染リスクは高いでしょうし、もう居酒屋なんかも大声でマスクなし…と言うのも日常になって来ていますしね。
旅行が起因となった感染拡大ってのが、どれだけある?と言う感じはする(繰り返しますが、ゼロじゃないですよ、もちろん)。
ただ、こうした記事を書いていて思うのは…
お盆・年末年始・ゴールデンウィーク…と、こうしたタイミングでしか、まとまった休みが取りにくい今の日本。
分散した方が、旅行者にとっても事業者にとってもプラスなんですけれどもね。
それはコロナ禍での密を避けるのにも適している訳ですし。
ただなかなか会社員個人で休みをズラすと言うのは、難しい話。
なら、労組や業界団体が協力して、それぞれの業種で1週間ずつずらしたり…と言うスタイルが生まれても良かったのに…と言う感じもしますけれどね。
楽しい夏・旅にする為に…
予約数が前年度比で2.5~3倍。
それでもコロナ禍以前と比べると、まだまだだけれども、ようやく一息…と言う感じなのかな、旅行業界にとっては。
ただ感染拡大はまだまだ続いている状況ですから、改めて、ご自身で考慮して動きたいモノ。
単身なのか。
ご家族なのか。
基礎体力が乏しい人がいるのか。
そうした事例で、動き方も変わって来るでしょうからね。
楽しい夏。
楽しい旅。
そうする為にも、まずは感染予防を今一度、見直して、よい旅を!
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