27日からパスポート更新の申請は、オンラインで可能に!

マイナンバーカード利用でオンライン申請実施!

更新はオンライン申請可能に!

2023年ん3月27日から、今までは申請・受取で合計2回、都道府県が設置した窓口に行く必要があったパスポート(旅券)の更新申請がオンラインでできるようになります。

実際には、再び、電子での申請が可能になると言う言い方が正しく、2004年にオンライン申請は導入されましたが、利用件数が伸び悩んだコトもアリ、2006年に早々と廃止されたモノ。

今回は、本人確認に使うマイナンバーカードが普及したコトもあって再挑戦と言うコトに。

具体的にオンラインで申請できる人や、その内容は、こんな感じ。

パスポート|オンライン申請概要

オンライン申請できる人|

  1. パスポートの有効期間が残り1年未満となった場合
  2. パスポートの査証欄の残りが見開き3ページ以下になった場合

必要なモノ|

  1. 有効期間内のパスポート
  2. 有効期間内のマイナカード
  3. マイナカードを利用するためのマイナポータルをインストールしたスマホ

以前のように住民基本台帳カードやカードリーダーなどは不要で、アプリでログイン・顔写真の撮影や氏名の入力を行なうコトで、申請が可能になります。

有効な査証欄が残り見開きで3ページ以下になった場合での申請は、元のパスポートと同様の有効期間満了日なら、新しいパスポートを作成するよりも低い手数料での申請が可能なのも特徴ですね。

一般旅券の発行(新規・切替)などは10年有効で16,000円(5年有効12歳以上なら11,000円)。
残存有効期間が同一旅券ならば、6,000円で済みます。

新規・変更アリは窓口申請!

逆にオンラインで申請できないパターンは、以下の通り。

  1. 新規での申請
  2. 既にパスポートが失効している場合
  3. 戸籍上の氏名・本籍地に変更があった場合

これらの場合は、従来通り、戸籍謄本を窓口で申請する必要がありますが、一部の府県ではオンライン申請による申請で、戸籍謄本は簡易書留で受付する、新規申請や記載事項変更でも窓口に申請者が行く必要がないサービスを開始していたりするので、詳しくは各都道府県のWebページなどをチェックした方が良いかも…です。

また15~18歳未満の方が申請する場合は、親権者の同意書の提出が必須です。

増補廃止と他の変更点

他の変更点としては、まず申請手続きに必要となる戸籍については、これまで戸籍謄本もしくは戸籍抄本のいずれかになっていましたが、今後は戸籍謄本のみが有効になるのも、合わせて変更に。

またパスポートの発行後、6ヶ月以内に受け取らない場合、旅券法によって、発行したパスポートは失効し、受け取りができなくなるコトと、5年以内に再度、パスポートの申請をした場合、手数料が通常よりも高くなってしまうコトにも。
なので、必ず6ヶ月以内に受取したいところ。

また、今まではパスポートの査証欄が少なくなった場合、増補して査証欄をプラスするコトができましたが、それも廃止されます。

パスポート自体は、デザインが変わったりしましたが、申請のシステムとしては長いコト、変化がなかったので、かなり久々の改定と言えそうですね(と言うか、個人的にはそれより前の申請システムなんて記憶にナイですが…)。

受取は窓口に行く必要アリ!

ただあくまでも今回の改定は、更新の申請についてで、国際民間航空機関(ICAO)も

パスポートを交付する際、最低1回は直接、本人確認するのが望ましい

としているので、受取のために1回は窓口に出向く必要性がある。

外務省では、パスポートを自宅に配達→配達担当者が本人確認するシステムであったり、スマホのビデオ通話で本人確認をする仕組みなどができないかなどが検討に上がっているとのコトだが、現時点では、まだ検討の段階で完全オンライン化の見通しは立っていない状態。

それでも2回行かなければならなかったのが、1回で済むと言うのは、ありがたい限り。

ただ10年有効を選択すれば、10年に1回ぐらいしか多くの人は機会がナイ訳で、そこまで便利になる実感はないかも知れないですけれどね(だからこそ2回行くのが面倒ってのもあるけれど)。

個人的には、嬉しい流れなのは間違いないんだけれど、更新と共にパスポートの番号が変わるのもなくならないのかな?とは。

あくまでも更新なのだから、番号まで変える意味合いが、どこにあるんだろう。

ってか、他の外国も同様なのでしょうかね?

まぁ…
1年に1回ぐらいしか使わない人ならば、別に番号を覚えてしまう…と言うコトもないでしょうが、海外在住とかになると、番号が変わるのもデメリットだと思うんですがね。

あと、パスポートが身分証明書として使えるようになる方が便利と言う人もいるように思う。
住所欄がなくなったコトで、身分証明書として機能しなくなったのですが、日本って、免許証=身分証明証って言う場所がほとんど。
免許証を持っていない人の中には、パスポートを身分証明証としていた人もいるかと思いますが、マイナンバーカードの予備として、パスポートが再び、身分証明証として使えれば良いと思うんですがね…

増補して、次の10年に備えたのに…

コロナ禍前にパスポート更新。
ついでに増補も実施して、準備万端で次の10年間を迎えたのですが…

気が付いたら、コロナ禍で国内に閉じこもる生活になってしまい、全然、パスポートを使うコトもなく…

折角、増補してあるのに、全く白紙に近いパスポートだったりします。

まぁ…
仕方がないんですがね。

ただそもそもパスポートって、この先、どこまで機能するんだろう…

既に査証欄にスタンプを押さない国・出入国ポイントも増えているので、いずれはパスポートと言う形態じゃなく、カードタイプになって行く可能性もありそうですね。

ってか、それこそスマホでOKみたいな感じになってもおかしくはなさそう。

それはそれで味気なくなってしまって、ちょっと好きじゃないですけれどもね(そもそもパスポートはスタンプラリーでもないんだけれど)。

それでもより便利になって行くのであれば、アリって話ですが。

 

 

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