11月に入っているのに暖かい日が続いていたのに、急に、11月らしい冷気のある気温に。
まぁ、本来の寒さと言えば、そうなんですけれど、ひたひたと寒さが近付いてきたなぁ…と、げんなり。
コロナ禍以前に計画されていた路線が、ようやく!
中国3大航空会社の1つである「中国東方航空」が、2023年12月1日から羽田~北京(大興)線を新規で開設するコトが明らかになりました。
元々は、2020年3月29日からの羽田空港の発着枠拡大に伴い、発着枠が割り当てられていたモノが、コロナ禍で中断されていた路線。
ひとまず、運航スケジュールは、こんな感じ。
- MU790 羽田16:40→北京(大興)20:30|毎日運航
- MU789 北京(大興)10:40→羽田15:10|毎日運航
1日1往復での運航開始。
使用機材はエアバスA321型機の予定。
北京大興空港は、「中国東方航空」の北京側の拠点空港。
「中国南方航空」も北京側ではこの北京大興空港を拠点にしており、羽田線を運航しているので、1日2往復になる形です(JAL/ANAと中国国際航空の羽田線は、北京首都国際空港発着)。
発着時間が、ややもったいない?
都心アクセスに便利な羽田空港発着便。
ただ羽田発が16:40と夕方。
距離もそう遠くない路線なので、どうせならもう少し遅い時間帯の出発なら、仕事終わり→搭乗とかもできるのに…と思う。
折角の“都心に近い”と言うメリットを生かしきれないと言うか…
北京側の北京大興空港は「中国東方航空」がハブ機能として活用している空港の1つですが、20:30着。
この時間帯だと、その先に乗り継ぐのも難しい感じがあるので、純粋に東京~北京の往復で利用するべき新路線と言えそう。
羽田発着の新路線。
ただそのメリットを生かしきれない感じ(まぁ、枠の問題もあるので仕方がナイのかも知れないけれど)。
羽田発着の近距離国際線は、どうせなら朝・晩のフライトにして欲しいなぁ…と。
まぁ、逆に言えば、時間帯的には羽田発・着も北京着も、特に無理のない時間とも言えるのかも知れませんが。
ただ「中国東方航空」としても、使用機材がエアバスA321なので、そこまでキャパシティがある機材じゃない。
それはまだ日中間の需要が回復していないと見なしての機材選定なのか、それとも、そこまで需要が跳ねるコトは、当面ナイと見越してのコトなのか…
どちらなんでしょうね。
また「中国東方航空」は、加盟しているアライアンスはスカイチームだが、ワンワールドのJALとも提携のある航空会社。
それぞれの便でコードシェアなどを実施しているが、今回、開設されるコトになる羽田~大興線でもコードシェアが実施されるかどうか。
仮にされるとなると、羽田発着のJAL国内線からの乗り継ぎもしやすくなりますが…
中国経由の安値の航空券は…?
コロナ禍の震源地になった中国。
以前は中国発着の国際線では、かなり値段の安い航空券なども出回っていましたが、コロナ禍以後はそうした安い航空券も鳴りを潜めた感じ。
ただようやくコロナ禍も終わりに近づき、航空業界も赤字→黒字化への道筋がはっきりとして来た中、また安値の航空券を出してくるかどうか。
燃油サーチャージがまた高まりつつあるし、為替も日本円が弱い状態なので、やはり値段の安い航空券が出回って来ると、また旅行熱が少しは高まると思うのですが…
ただ航空会社側からすれば、コロナ禍で経営的にはかなり大きな打撃を受けた会社ばかり。
当面は収益を確保していきたい…とするならば、今までのような破格の安さの航空券は、出にくくなるのかも知れないけれど。
個人的には、もうちょっと時間がズレてくれれば、もっと使い勝手が高まる気もする路線ですが、便利な羽田発着の国際線なので、いつか使う機会が来ればいいなぁ…と言う路線ですね。
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