少しずつ解禁傾向が出て来た?
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国境を閉ざして、自国の防疫体制に入っている国や地域が多いですが、少しずつ解除に向かう足音が聞こえて来ました。
とは言っても、かなり各国で温度差はあります。
それは仕方がない話。
さらに言えば、相手国が外国人観光客の受け入れを再開しても、日本への再入国が問題になるとは思うので、まだまだ実際に旅が再開されるのは、先の話と言えるのだとは思いますが、たまには明るい話題を…と言うコトで、ここ数日間で動きのあった海外の外国人観光客の受け入れについての情報を、箇条書きですが、まとめてみました。
いつぐらいから海外には行けるようになるんだろうな。
イギリス |
・2020年6月8日~ ・14日間の自己隔離を義務付け(連絡先フォームを提出し、隔離先が要件を満たさない場合は、政府が手配) ・ロンドンでの乗り継ぎの場合、ヒースローの制限区域は24時間運用でないので要注意 |
日本→イタリア |
・2020年6月3日~ ・出入国解禁 ・国内の地域間移動制限も解除 |
日本→スペイン |
・2020年7月~(日程・詳細未発表) ・隔離措置を解除し、外国人観光客の受け入れを再開予定(首相発言より・現時点での公式発表は、6月15日までの入国拒否のみで受入再開の対象国家は未発表) |
日本→ギリシャ |
・2020年6月15日~ ・アテネ/テッサロニキ空港のみで、外国人観光客の受け入れ再開 |
日本→ベトナム |
・2020年7月1日~ ・ハノイ/ホーチミン/ハイフォン/フエ/ダナン/カインホア/カント―/フーコックの8空港+16の陸路ボーダーなどを対象にした電子ビザの発給開始に伴い、外国人観光客の受け入れ再開 |
香港 |
・2020年6月1日~ ・香港入域を伴わない香港国際空港におけるトランジットの再開 |
シンガポール |
・2020年6月2日~ ・チャンギ国際空港での全ての旅行客のトランジットの再開(トランジット中は、空港内指定エリアでの待機が必要) |
台湾 |
・2020年10月頃(予定) ・中華民国交通部による計画案のスケジュールより(防疫規制最終段階の解除に相当) |
どちらと言うと、コロナウイルスによる被害が大きかったヨーロッパの方が、早く解除に向けて動いていて、被害を最小限に抑えているアジアの国々の方が、時間が掛かりそうな雲行きがありますが、このバラつきは各国による判断なので、仕方がない話。
あくまでも“首相談話”みたいな話もあり、正式に決定している話ばかりではないですが、ひとまず少しずつ、動き出しているのかな…と言う感じで、ヨーロッパなどは、先に欧州域内のシェンゲン協定締結国から先に解禁になる国も出て来そうな雲行き。
このままストレートに第2派が襲ってこないコトを願うばかりですが、目安としては、被害を最小限に抑えているベトナムが、7月から電子ビザの発給解禁。さらにこちらも防疫に成功していると言える台湾が、10月を目途にスケジューリング。
この辺りが1つのポイントなのかな…と言う気もしますね。
日本の対応も気になる所だけれど
ただあくまでも諸外国が解禁に向けて、そろーりと動き出したと言うだけの話。
まだ日本の規制も続いていますからね。
とは言えども、日本は、焦る必要はないとも思う。
特に日本は、欧州みたいな長いバカンスシーズンがある訳でもなく、短い盆休みがあるだけですしね。
今の段階で、解禁して、感染の流行がぶり返して、より長期間の自粛が続く方がツラいですし。
そもそも日本は、ロックダウンを完全にできないコトも露呈してしまいましたから、もう防疫は水際で食い止めるしかありませんので。
まずはビジネス需要から解禁して、そこから旅行関連を対象国を絞って解禁して行く。
そんな流れになるのかな…と。
ひとまず、首を長ーくして、今はただ待つ。
今年いっぱいは、そんな感じなのかなぁ…
コメントを残す