エアアジアX、福岡就航!
中・長距離を運航しているLCCのエアアジアXが、2019年2月28日から、福岡~クアラルンプール線の就航を発表しました(福岡発は3月1日~)。
具体的なスケジュールは、こんな感じ。
D7 539 福岡 08:00→クアラルンプール 13:00(月・日曜運航)
D7 539 福岡 08:25→クアラルンプール 13:25(水・金曜運航)
D7 538 クアラルンプール 23:50→福岡 07:00(翌日着/土・日曜運航)
D7 538 クアラルンプール 23:50→福岡 07:10(翌日着/火・木曜運航)
福岡発が8時台。
何だかやたらと福岡発は朝が早い気はしますね。
チェックインを考えると朝っぱらから空港に向かわなければならない訳ですが、逆に、昼過ぎにはクアラルンプールに到着出来ると言うのは、メリットでもありますね。
空港からクアラルンプールの市内に出て、そのままホテルに入ったとしても、夕飯をしっかりと楽しめる時間ですし、クアラルンプールからさらにどこかへと向かうコトも出来る時間ですから。
そして、福岡着も7時なので、そのまま会社などに直行しても、余裕で間に合う(福岡は繁華街に空港が近いので)と言うのは、逆に嬉しい感じがします。
クアラルンプールの空港は、比較的、市街地から遠いので、仮に福岡発が夜で、クアラルンプール発が早朝だとかなりツラいだけに、そうならずに済むのは、有り難い所。
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エアアジアXとしては、羽田・関空・新千歳に続く路線(その他に、関空~ホノルルと関空~台北(桃園)線)。
福岡~クアラルンプール線は、現在、他に就航している航空会社がナイですし(過去にはありましたが)、福岡空港は、実はそこまでLCCによる国際線が飛んでいない空港の1つ。
ポテンシャルは高いと思うのですが、韓国系を除くと、
・バニラエア:台北(桃園)
・タイガーエア台湾:台北(桃園)・高雄
・香港エクスプレス航空:香港
・セブパシフィック航空:マニラ
ぐらいで、あまり選択肢がナイのが現状(韓国系のLCCは、かなり便数は豊富なのですが)。
一応、タイ・ライオンエアが2019年度内にはバンコク(ドンムアン)線への就航を計画していますし、ベトナムのベトジェットも就航を計画していると言われています。
なので、その2路線が就航すると、福岡から東南アジアがグッと近づきますし、航空券も安くなりそうですが、ひとまず、今回のエアアジアXの就航は、その第1歩と言う感じでしょうか。
まぁ、福岡空港はもう発着枠も限界に来ていますし、ターミナルも手狭ですし(改修中ですが)、いい加減、根本的な対策を打たないと、増える需要に対応できなくなりそうな気はしますけれどね。
ただやっぱり福岡空港が羨ましいのは、市街地への近さ。
もうこれはホントに羨ましすぎるぐらい。
何と言っても、博多駅まで地下鉄で2駅。
地下鉄がダイレクトに乗り入れる日本で唯一の空港ですからね。
仕事帰りにフラッと…とか、空港からそのまま会社~とか、ホントにしやすいですから、そう言う意味では、仮に新空港を建設して、市街地からの利便性が悪くなってしまうのは、考えモノだしなぁ…
赤字の中での福岡就航!
エアアジアグループとしても、2013年に旧エアアジア・ジャパンが撤退して以来の福岡就航と言うコトになるかと。
いい加減、エアアジア・ジャパンが中部~福岡線ぐらい飛ばさないのかな…と思っちゃいますが。
そう言えば、エアアジアX。
第3四半期(2018年7~9月度)の決算は、日本円で約53億円の赤字で着地となっています。
原油高による燃料費の高騰をモロに食らった形で、低コスト体質がしっかりと根付いているとされるエアアジアXですら黒字を継続的に出すのは難しいのか…と思ってしまう訳ですが、そうした経営環境下での新路線展開と言うのは、嬉しい所ではありますね。
ってか、今の原油高の局面で、1年通してしっかりと黒字を出している中・長距離を運航するLCCってあるんだろうか…
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