ソウル・シンガポール発で実装!
JAL系の中・長距離路線を担当する「ZIPAIR Tokyo」が、チェックインカウンターでの座席のアップグレード販売を、2024年3月4日からスタートさせました。
チェックイン時に、フルフラットシートである「ZIP Full-Flat」に空席があれば、アップグレードができると言うモノ。
今回、導入された路線は、ソウルとシンガポール線の2路線。
具体的な追加料金は、こんな感じ。
- ソウル(仁川)→成田|10,000円
- シンガポール→成田|40,000円
チェックインカウンターでの支払いは、クレジットカードでのみ可能で、Visa・Mastercard・American Expressの3つの国際ブランドに対応している(つまりJCBブランドであったり現金での支払いは不可)。
「ZIPAIR」は、成田を拠点にしている航空会社だが、今回の導入は、ソウル・シンガポールの2つの空港でのみになっていて、成田発の便に関しては対象外。
本拠地の空港で実装されず、就航先からの便のみで実装されると言うのは、案外、珍しい事例のように思えますが、他の航空会社でそうした例はあるんだろうか…?
機内アップグレードは既に実装済みだが…
ワンランク上のアップグレード。
つまり「ZIPAIR」の場合は、フルフラットシートでの旅行…と言うコトになりますが、今までも機内に入ってからのアップデートは対応していました。
それを今回、機内に入る前に対応ができるようになったと言うコト。
仮に機内からアップグレードサービスを利用すると、必要な追加料金は、こんな感じ。
- 成田~ソウル|10,000円
- 成田~マニラ|20,000円
- 成田~バンコク|40,000円
- 成田~シンガポール|40,000円
- 成田~ホノルル|50,000円
- 成田~バンクーバー|70,000円
- 成田~サンフランシスコ・サンノゼ・ロサンゼルス|70,000円
今回、導入されたソウルもシンガポールも同料金ですね。
なので、今後、同様の動きが広がったとしても、恐らく同じ料金になるのかな?と言う感じがしなくもないですね。
さすがにフルフラットシートになるだけあって、なかなかの追加料金と見るべきか、それともその値段でフルフラットシートを利用できると取るべきか…
個人的には悩むところ。
ただ距離が短いソウルやマニラ線なら不要かなぁ…と言う気はしちゃいますけれどね。
実際、今回もソウル線が対象になった訳ですし、そこまで利用度は高くなさそうな気しかしない。
逆に、シンガポール線で導入されたと言うコトは、同路線もフルフラットシートの利用度が高くないと言うコトなのかな?
距離的には、確かにフルフラットにするべきか悩むところだとは思うけれど、やっぱり東南アジアまででもフルフラットシートを利用すると、疲れ具合は全然違うんですよね…
フルフラットはやっぱり楽なんだけれど…
ってか、そもそもなんですが、寧ろ今まで、実装されていなかったのね…と言うのが、本音です。
もちろん、カウンターでのアップグレードを実装するとカウンター業務が増える訳だけれども、ギリギリまで収益を高める戦略を取る航空会社が多い中では、寧ろ、異例なんじゃないかな…とすら。
ただこうしてギリギリまで選択肢があると言うのは、利用者側からすると嬉しい話。
たまたま疲れていたとか体調が優れない時とかでも空席がある限り、アップグレードして、快適なフルフラットシートを利用できますからね。
個人的には、定額じゃなくて空席の残数が多い時には、割り引いてくれると、より嬉しい感じはしますけれど…
「ZIPAIR」のフルフラット、快適な旅だったので、またいつか乗ってみたいなぁ…と思うけれど、やっぱり値段が高いとどうしても躊躇しちゃうんですよね。
いくら楽だと分かっていても…
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