5月から週2往復で開設へ!
ベトナムを拠点にしているLCCの「ベトジェットエア」が、2024年5月12日から広島~ハノイ線を開設するコトを発表しました。
ベトジェット、ハノイ~広島線を週2往復で開設!
元々、2023年7月19日の開設が発表されていたのですが、その後、延期されていた路線で、10ヶ月程度の遅れでの開設と言うコトになります。
具体的な運航スケジュールは、以下の通り。
- VJ953 広島13:30→ハノイ16:20|木・日曜運航
- VJ952 ハノイ06:00→広島12:30|木・日曜運航
週2往復での運航。
使用機材はエアバスA320型機。
実際に就航すると、中国・四国地方とベトナムとを結ぶ唯一の直行便と言うコトになります。
ハノイ発の時間はネックだけれど…
広島発のスケジュールは利用しやすいのですが、ハノイ発は早朝便。
これに乗ろうとすると、2時間前に空港…となれば、かなり早くに宿を出発しなければならず、決して、利用しやすいとは言えない気もしますが、逆に言えば、乗り継ぎでも使えると言う感じはしますね。
なので、ハノイ線ではありますが、ハノイから先へのルートとしても使える路線になりそう。
ただそれならば、ハノイよりももっと路線が豊富なホーチミンの方が嬉しい気はしますが…
なぜ、ハノイ?と言う感じは否めないかな…と。
尤も、「ベトジェットエア」の日本路線って、ホーチミンよりもハノイを重視している感じがあって、現状の就航路線は、こんな感じ。
- ハノイ線…成田・関空・中部・福岡
- ホーチミン線…成田・関空
- ダナン線…羽田
ここに広島線が加わる感じ。
まぁ、機材繰りを考えると、ホーチミンよりもハノイの方が日本に近いので、機材を回しやすいって言うコトなんでしょうかね。
ベトナムで敵なし状態になりつつある?
今や「ベトナム航空」を抜いて、ベトナム航空業界の最大手にまで上り詰めた「ベトジェットエア」。
今までは国内線では首位でしたが、国際線ではまだ「ベトナム航空」グループが首位をキープしていましたが、ここに来て逆転し、シェアトップに(売上高で見ると異なるけれど)。
さらにタイに子会社を設立して、グループでの勢力拡大に余念がないけれども、その勢いが全然、衰えない航空会社の1つ。
業界3位の「バンブーエアウェイズ」は、国際線の運航を休止し、抜本的な経営改善を図らざるを得なくなっている中で、その動きは対照的な感じ。
バンブーエアウェイズ、成田を含む国際線、運休で国内線に注力へ!
「バンブーエアウェイズ」が落ち、さらに「ベトナム航空」も青色吐息で、向かうところ敵なしになりつつあるけれど、そう言えば、JALとの提携が発表になってかなりの年月が流れたけれど、何か具現化したのだろうか…と言う感じはする。
一応、コードシェアは実現しているけれど、提携をスタートさせた時は、もっと踏み込んだ形になるのかなぁ…とすら思っていたのですが、なかなか広がらないままですよね。
さすがにフルサービス型キャリアの「JAL」とLCCの「ベトジェットエア」だと、提携が難しいのか、それとも「ベトジェットエア」的にもう「JAL」との提携に魅力を感じなくなっているのか…
どっちなんだろう…?
コメントを残す