バンブーエアウェイズ、成田を含む国際線、運休で国内線に注力へ!

日本に帰って来る前は、「早く旅ブログとして再開しよう」と思っていたのに、いざ、帰国して、日々が始まると途端に動きが鈍くなる今日この頃…

11月8日から成田~ハノイ線を運休へ!

ベトナムのフルサービスキャリである「バンブーエアウェイズ」が、2023年11月8日から成田~ハノイ線を運休するコトが分かった。
「バンブーエアウェイズ」の日本路線は、この1路線のみなので、運休となると日本路線がそもそもなくなると言うコトになります。

それ以外にも「バンブーエアウェイズ」は、国際線を続々と運休するコトを決定。

・ハノイ~ソウル(仁川)…2023年10月29日~
・ハノイ~フランクフルト…2023年11月4日~
・ホーチミン~シドニー・メルボルン・フランクフルト・シンガポール…2023年11月4日~
・ハノイ~バンコク・台北…2023年11月8日~
・ホーチミン~バンコク…2023年11月21日~

それぞれ運休へ。
運休期間は、ひとまず2024年3月30日までを予定。

その理由としては、

年末と旧正月のピーク時にスムーズで中断のない旅客サービスを確保するため、リソースを確保する目的

としています。

既にロンドン線を運休しているので、これが実施されると「バンブーエアウェイズ」は、ベトナム国内線のみの運航と言うコトになりそうです。

「バンブーエアウェイズ」は、不動産大手デベロッパーのFLCグループ傘下でしたが、元会長が詐欺・資産横領・株価操縦の容疑で逮捕され、経営環境の構造改革が迫られる中、FLCは今後、不動産・リゾート開発に注力する一方で、系列の企業再編・債務再編を進めている状態。

「バンブーエアウェイズ」も資本金を引き上げ、FLCが完全に資金を引き揚げるコトを決定し、経営陣を入れ替えて、事業再構築を進めている途中でした。

バンブーエアウェイズ経営陣に、JAL元幹部が入り、構造改革へ!

今回のこの国際線運休も、そうした構造改革と、赤字体質を変える意味合いがあるのかと思われますが、かなりの大ナタと言う感じがしなくもないですし、そこまでしないと赤字体質が変えられない状況に追い込まれていると言う感じもするので、今後、会社の存続を含めて黄色信号が灯っているのかな…と。

 

時間を我慢すれば悪くなかったのだけれど…

「バンブーエアウェイズ」。

実は先日、乗ったばかりの航空会社。

搭乗したのは、バンコク→ハノイ→成田と言うルートだったのですが、バンコク発も夕方でのんびりと宿を出発できるし、渋滞に巻き込まれるコトもない時間帯と言うのが有り難く、ハノイ到着もラウンジなどが空いている時間帯に到着出来るので、成田着が朝方になるのを我慢できれば、アリなルートだな…と思った矢先。

機内食が特別、おいしいと言う訳じゃないけれど、バンコク発もハノイ発もしっかりと機内食が出ましたし、機内の清掃もちゃんと行われていたし、今後、成熟して行けば、おもしろい存在になるんじゃないかな…と思っただけに、ちょっと残念なニュース。

2021年度は3,730億ベトナムドン、2022年度は3兆6,420億ベトナムドンと、収益的に厳しい状態だったのが、やはり大きく影響しているのでしょうが、ロンドン・フランクフルトと言った長距離路線の運休だけでなく、成田・ソウル・台北と言った近距離国際線も運休を決定したとなると、かなり経営状況が悪いのかな?と、素人的には思ってしまったりしますね。

長距離路線は仕方ないのかも知れない。
ただ成田・ソウル・台北・バンコク・シンガポール線ぐらいは残せなかったのだろうか…とも。
機材の種類が、色々と散ってしまっている感があったけれど、近距離国際線に絞れば、国内線と同規模のを採用できるだろうし…

国内線注力だが、ベトジェットに対抗できる?

「バンブーエアウェイズ」は、運航開始が2019年1月とまだまだ若い航空会社。

やっぱり立ち上げてからそこまで月日が過ぎていない航空会社って、資金繰りが一番の課題。

それはやっぱりどの航空会社でも一緒なんだなぁ…と、改めて。

ベトナムだと、ベトナム航空もコロナ禍では、大きく影響を受け、経営危機が叫ばれる段階もあった。
唯一、LCCのベトジェットだけが元気さを維持しているが、「バンブーエアウェイズ」はどこまで再建が達成できるのか…

国内線で着実に収益を上げて行きたいのでしょうが、ベトジェットはもうかなり大きくなっているので、体力勝負になった場合、勝てる見込みはないだろうしなぁ…

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