エアアジアが日本発着の欧米路線就航を検討?

エアアジアが日本発着欧米線就航?

エアアジアグループのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)が、2020年にも、日本と欧米とを結ぶ長距離路線へ参入する旨を明らかにしました(日本経済新聞参照)。

具体的な時期は一切未定と言う話ではありますが、日本発着の北米・ヨーロッパ路線への展開を目論んでいると言う話になります。

エアアジアの長距離路線は、エアアジアXグループが運航していますが、現状、

・マレーシア
・インドネシア
・タイ

の3カ国に拠点を持っています。

エアアジアグループとしては、他に日本・インド・フィリピンに拠点を持っていますが、長距離路線があるのは、上記の3ヶ国のみからと言うコトになっています。

それぞれに路線展開がなされていますが、欧米への路線展開と言うのは、やや停滞しているのが現状の様に思えます。

一時期、マレーシアからエアアジアXが就航していたロンドン(イギリス)・パリ(フランス)からは撤退していますし、アメリカへもハワイのホノルルに関空から就航しているに限ります。

エアアジアの価格力・競争力・ブランド力を以てしても、ヨーロッパへの長距離路線のLCCと言うのは難しいのか…と言いたくはなりますが、長距離路線を運航出来るA330neoを大量に発注しているコトを見ると、これからはもっと長距離路線へ打って出たいと言う表れで、その中で日本発着の長距離路線と言うのがあるのかと。

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エアアジア・ジャパンは、まだ1路線だけだけれど…

日本のエアアジアグループと言えば、エアアジア・ジャパンがありますが、中部~新千歳に1日3往復しているだけのこじんまりとした展開。

機材もA320型機が2機のみで、3機目を来年度以降に受領する予定になっています。
その前にも中部~台北(桃園)へ就航する計画とのコトですが、如何せん、まだまだ路線拡大の足元固めと言う所なのに、日本発着の長距離路線への就航ニュース。

何処まで実現するのだろう…とは思いたくもなりますし、エアアジア・ジャパンは中部(セントレア)をベースにしていますが、この長距離路線は何処をベースにするのだろう…とも。

本来ならば、中部をベースにするのが正攻法なのでしょうが、そもそも長距離路線の需要が弱含みなのに加え、エアアジア・ジャパンの就航都市がまだまだ少ないと言う現状を考えると、アジア路線と結ばれている成田がベースになるのか…

そうなると、JALが計画している長距離新LCCとバッティングする形にもなりますが。



日本発着のエアアジアグループ路線は…

因みに、現状のエアアジアグループの日本路線は、

会社名就航都市日本発着地
エアアジアXクアラルンプール羽田
新千歳
関空
関空ホノルル
タイ・エアアジアXバンコク(ドンムアン)成田
新千歳
関空
インドネシア・エアアジアXデンパサール成田
ジャカルタ成田
エアアジア・ジャパン中部新千歳

と言う形で就航中。

この内、ジャカルタ~成田線は、運休が予定されていますが。

ってか日本発着の欧米路線の前に、中部就航なんかももっとあり得そうな気はしますね。
一応、バンコクからの就航は10月からの就航が決まっていますが、福岡もまだ未就航ですし、グループのエアアジア・フィリピンなんかも日本未就航ですし。
そう考えると、これからも日本発着のエアアジアグループ路線と言うのは、増えて行きそうな予感はありますけれど。

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