え?渋谷駅前が路上飲酒禁止エリアになる?

渋谷駅周辺が路上飲酒禁止エリアになる?

渋谷区は、今年のハロウィーンに向けて、渋谷駅周辺の路上などでの飲酒を禁止する両例を制定する方針を固めたとのコト。

ここ数年、渋谷は何かイベントがあると、お祭り騒ぎと化すケースが増えているが、去年のハロウィーンは、酒に酔った若者が軽トラックを横転させるなど、事態が深刻化したのを受けて、渋谷区は6月の区議会で、ハロウィーンの期間中、駅周辺の路上や公園での飲酒を禁止する内容を盛り込んだ条例を制定するとのコト。

現時点で分かっているのは、ハロウィーンに向けての対策と言うコトだが、サッカーのワールドカップに代表される様な他のイベントや、年越しのカウントダウンについても、条例の対象にするかは、未定の様です。

路上飲酒禁止関する条例とのコトなので、あくまでも過料は刑法上の刑罰ではなく、行政的な金銭的ペナルティに過ぎない訳だけれども、確かに最近の渋谷のお祭り騒ぎぶりは、個人的には避けたくなるだけの話なのだけれど、それでも条例となると、“どうなのよ…”と思いたくもなる。

2019年4月に渋谷区は、区が設置・指定した喫煙所を除き、屋外の道路や公園など公共の場所での喫煙を全面的に禁止したばかりなのですが、この路上喫煙禁止に関する条例が、叩き台になっていたりするんだろうか。

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そこまで管理しなきゃダメな社会なのか?

ってか、そこまで管理したいかね…とも思う。

喫煙は確かに副流煙など、周りの人への害があるし、その影響は無視出来るモノではない。
飲酒は周りの人への一時的な害はないにせよ、健康的に考えれば飲み過ぎは宜しくないし、嘔吐などは周りの人への影響もあるコトなのは、間違いがナイ。

だけれども、共に国が販売を認めているシロモノな訳だし、それをこうしてどんどん規制を掛けて行くと言うのも、ナンセンスじゃなかろうか…と言う気にもなる。

いや、確かにお祭り騒ぎの渋谷には近寄りたくもないですよ。

それは個人的には前提条件として思っていますが、それでもそれを規制すると言うのは、“何かなぁ…”と言う感じ。

そもそも、あくまでも今回の条例は、“屋外(路上や公園)”に限った話な訳で、お店で飲むのはOKな訳です。
別に外で飲むから酔っぱらう訳じゃない。

つまりはそこまでの意味もあるのかな…と。

確かに飲んだ後のゴミがそのまま放置になっているのは、どうなの…とは思うけれど、それならば飲酒を禁止するのではなく、全てのゴミのポイ捨てに対する条例であるべきな訳で。

またハロウィーンだけ?と言う点も疑問符でしかない。

こうした騒ぎになるのは、たまたまハロウィーンが大きいイベントごとだっただけで、渋谷駅前はちょっとしたイベントでも人が集まりやすいし、騒ぎになりやすく、寧ろ、ハロウィーンに限定すると言うのは、ナンセンス極まりないのだけれど。

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行政府は道徳警察じゃないと言うノルウェーの大臣

釈然としない何かを感じていたら、ノルウェーでこの5月から高齢者・公衆衛生省の大臣に任命されたシルヴィ・リストハウグ氏が、こんな発言を所属している進歩党(ノルウェー第3党)の会合でしていた。

『公衆衛生に関する私の考えの原点は単純明快だ。私は“道徳警察”になるつもりはないし、人々に生活習慣を教えるつもりはない。私は人々が基本的な選択する為の情報を得るのを助けるつもりだ』

『人々は好きなだけ赤身肉を食べたり、喫煙したり、飲酒したりすることを許されるべきだ。行政府は何かと教化したがるが、人々は何が健康で何が不健康か十分に知っている。何をすべきで何をすべきでないかを教えるのは政治の役割ではない』

『多くの喫煙者が社会の隅に押しやられ不可触民のように感じていると思うが、馬鹿げている。確かに喫煙は健康を害するが、年寄りが好きでやっていることなのだ。私たち政府がすることは、選択できるように情報を提供することだけだ』

Smoke, Drink and Eat What You Want, Norway’s Public Health Minister Says

It was a most unusual message from a health official: People should be allowed to eat, drink and smoke as they see fit. Norway’s new minister in charge of public health said this week that adults did not need government lectures about what to put in their bodies, but it sounded a bit like she was telling people to go ahead and indulge.

彼女は、生活習慣・アルコール・喫煙と言った人々の生活に関わる多くの政策分野に対しての責任を負う立場にある訳だけれども、個人的には、この発言を聞いて、すっきりした。

何がダメなのか。

それを強請されるかの如く、規制を掛けるのが行政の仕事ではないと言うコト。
販売が認められている以上、それは個人の判断に委ねる方がベターなのだ、と。

それこそ、行政府は“道徳”を監督する機関じゃなく、ハロウィーンのバカ騒ぎは、刑法でしっかりと対応すればいい話なのだ、と。

こうした発言が出て来ると言うのは、やっぱりノルウェーが成熟した社会基盤の元に成り立っているからなのだろうか。

日本は諸外国に対して、“道徳心”があって街中もキレイだし…と言う話を、時折、耳にはする。
だけれども、やっぱりまだまだ未熟さが残ると言うコトなのだろうか。

いや、そうじゃなくて、確かに日本は“道徳心”のある国だったけれども、近年、それが崩壊しつつあると言うコトなのだろうか。

ただ日本の道徳心はどうであれ、大臣からこうした発言が出て来ると言うのは、なかなかある話じゃないし、日本だったらスグに更迭モノなのだろうな。

そしてこうした話を耳にすると、やっぱり1回、ノルウェーにも行ってみたくなるんだよなぁ…

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